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今日の消化盤(6/9)

ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン『究極のパリ・コンサート Vol. 3,4 & 5 (1/3)』(Ocora/キングインターナショナル KKCC-5501/3)

★★★★
イスラム教の儀礼歌、カッワーリーの歌い手、ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンの、1988年3月21〜22日に、パリ、テアートル・ド・ラ・ヴィルにて行われたライヴの模様を録音した3枚組の1枚目。「おお、永遠に不滅なる神よ(ハムド)」と「ムスタファーよ、正道へ導く光よ(ナート)」の2曲を収録。2曲とも30分前後という超大曲だ。
音の方は、いかにも中近東(正確にはパキスタン)という感じの演奏に乗って、ヌスラットとサブ・ヴォーカルの人のコーラスが延々と続く。思っていたほど劇的な歌い方ではなく、ちょっと聴くと単調かな?と思われたが、続けて聴いていく内にボディ・ブローのように全身に効いてきた。単調とも思えた均一的なリズムの歌はいつのまにか呪術的な効果を持つかのように感じられ、じわじわと歌に引き込まれていく。中盤にさしかかると、もう完全に取り込まれた状態で、「アッラー、アッラー」というコーラスに合わせて歌いたい気分。
という訳でやはり名盤でした。残り2枚も楽しみ。唯一残念なのは、1980年代録音のCDにありがちな、録音レベルが低く、異様に音が小さいことで、ボリュームを思い切り上げないと楽しめなかった。デジタル録音ということなので、現代のマスタリング技術でリマスタリングして欲しいものだ。
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日々鬱病と未聴CDと戦いながらCD買い物依存症から抜け出せない、そんな奴です。

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