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今日の消化盤(6/21)

Pink Floyd『Live At Pompeii The Director's Cut』(Hip-O Records B000131509)

★★★★
ピンク・フロイドの、1970年10月、無人のポンペイ遺跡円形闘技場跡で行われたライヴの模様を収録した映画のディレクターズ・カット版DVD。初期のピンク・フロイドのライヴ映像は、これぐらいしかないので貴重だ。
※以降のレビューには、映像作品という性質上、いわゆるネタバレになる記述が含まれています。未見の方はご注意下さい。
オリジナル版(特典映像としてオリジナル版のフィルムも収録されている)とディレクターズ・カット版の違いは、以降の通り。

  • 本編スタート時(およびエンディング時)の映像が、オリジナル版では円形闘技場の遠景→ズームイン(ズームアウト)なのに対して、CGによる惑星や月探査の実写フィルムを使った幻想映像に置き換えられている。
  • 曲間に、a)1970年ロンドンEMIスタジオの食堂で収録されたメンバーの食事風景、b)1972年パリでのメンバーへのインタビュー、c)アルバム『狂気』の断片的なレコーディング風景、が挿入されている。
  • 細かい編集が一部異なる。

ということで、資料的な価値は疑うことなく向上しているディレクターズ・カット版であるが、正直ライヴ映像としてみた場合、曲間に余計なものが挟まっているという感じで、集中力を削がれる面があることは否定できない。ていうか素直にオリジナル版の方が良いと思った。
特典にはオリジナル版フィルムの他にもいろいろと収録されているが、価値があるのは監督へのインタビュー映像。この映画を撮ることになった経緯から、撮影時の裏話までいろいろと興味深い話しが聞ける。例を挙げると、ポンペイでの撮影は、当初6日間を予定していたが、電源関係のトラブルで3日が潰れ、3日間しか撮影出来なかったとか、ディレクターズ・カット版の作成に当たって、撮影したものの使用しなかったフィルムを捜してみたが残念ながら発見できなかった(もし見つかっていたらディレクターズ・カット版も違う形になっていたかも知れない)等。
ちなみに購入したのは輸入盤ですが、リージョン・フリーな上、日本語字幕もちゃんと入っています。高い国内盤を買う必要はありません。
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日々鬱病と未聴CDと戦いながらCD買い物依存症から抜け出せない、そんな奴です。

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