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爪折れ

「爪折れ」という言葉を聞いてピンと来た人は、輸入盤のCDを結構買っている人であろう。CDを止める部分(正式名称かどうかは知らないが、「ハブ」と呼んでいる)にプラスティック製の爪みたいなのが何本かあって、その弾力でCDを止めるようになっているのだが、輸入盤の場合、作りが甘いのか、輸送中の振動が激しいためか、購入して開封してみるとこの爪が折れていることが結構ある。これを俗に「爪折れ」と言う。

爪折れも1本くらいならいいのだが、2本3本と折れると、CDを止めておくことが不可能な状態に陥る。こうなるとCDはケースの中で遊んでいる状態になり、ケースを振ると「カタカタ」と音がする。このため、輸入盤を購入する際は事前にケースを振って爪折れ状態になっていないかチェックすることが必須とされている。

店頭で購入する際はそうやってチェックできるのだが、やっかいなのは通販で購入する場合だ。実は前回ネタにしたジーン・クラークのトリビュート盤も何を隠そう爪折れであった。折れていた爪は1本だけだったのだが、このCDはいわゆるスリムタイプ(薄型タイプとも言う)の2CD用ケースを使っている。この場合、1枚のトレイの裏表で2枚のCDを支える都合上、爪も表用と裏用に分かれるため数が通常の半分になっている。このため1本でも折れると致命的なのだ。

1枚用の通常のCDケースなら結構ケースだけ売っているのだが、2枚物用のCDケースを売っている店は殆どない。しかもうちには3枚組とか4枚組で爪の折れたのもあるのだが、3枚組用のCDケースなんてどこを探しても売ってない。ところが、今日日本橋をうろちょろしていて、某店(特に名を秘す)でCDケースの販売を始めたのを発見。種類もマキシシングル用、1枚組用、2枚組薄型用、2枚組厚型用、4枚組用、6枚組用(6枚組用なんて初めてみた。そんなCDあるのか(^^;)と揃っており、1枚組用はクリア・白・黒とトレイ部分の色違いまで用意されている。さっそく何枚か買って帰り、件のジーン・クラークのトリビュート盤も無事爪折れ状態を解消することができた。爪折れのままにしておくと、ケースを開けた途端、中のCDが転がり落ちてはっとしたりして精神衛生上甚だ好ましくないので良かった。
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日々鬱病と未聴CDと戦いながらCD買い物依存症から抜け出せない、そんな奴です。

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