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自由浮遊社音言画ログZZ

音楽と文学と映画と美術のための落書き Since 2000/7/29

今日の消化盤(10/29)

Eduard Van Beinum指揮『Bruckner (4/4)』(Philips/Dutch Master)

★★★★
エドゥアルド・ファン・ベイヌムの4枚組ブルックナー選集。のラスト4枚目。収録曲は「交響曲第9番」。基本的には、3枚目までの曲と大差なく、どっしりと安定している。安心して聴ける感じ。この選集4枚組以外にもブルックナーの録音は残っているようなので、それも聴いて行きたい。

ロリン・マゼール指揮『スクリャービン:法悦の詩/プロメテウス/ピアノ協奏曲』(London/ポリドール POCL 9443)

★★★★
ロリン・マゼール指揮のスクリャービン集。タイトルの3曲を収録。「法悦の詩」の演奏はクリ−ヴランド管弦楽団、残り2曲の演奏はロンドン交響楽団(ピアノはヴラディミール・アシュケナージ)。
マゼール指揮のスクリャービンは、ロシア勢の指揮とはひと味違って、かなり明るいイメージ。スクリャービン独自の、神秘性、おどろおどろしい感じと言う面では一歩譲る。しかし、それはそれで面白い。今までは気が付かなかったスクリャービンの新たな一面を見せられたという気もする。
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