FC2ブログ

マグマ『K.A コンタルコス・アンテリア』(5/22)

フランスのプログレバンド、Magmaの2004年に発表された最新作。といっても最初に作られたのは1972〜1973年なのだが、その時はライヴで未完成な形で演奏されただけでまとまった形では録音されなかった。そして30年の歳月を経て、ようやく完全な形で発表されたのである。
といった能書きはともかく、実際に聴いてみると思ったよりも軽い、というかスムーズな印象を受けた。もちろん「軽い」と言っても「マグマとしては」という前提で、あいかわらずベースがぶんぶん唸り、クリスチャン・ヴァンデはびしばしドラムを叩きまくり、総勢4名のヴォーカルは唄いまくっているのだが、今までのマグマの作品にあったごつごつした、ハンマーでどやされるような衝撃度は少ないように思えたのだ。
しかし、聴き進むにつれ、そんな生やさしいものではないことが判った。今までのマグマの作品には緩急つけたというか、動の部分と静の部分というか、そういうメリハリがあったのだが、この『K.A』に関しては、小休止こそあるものの「静」の部分が非常に少ない。例えてみれば約50分の間、ひたすらボディブローを食らっているようなものでじわじわと効いてきて終盤にはもうへろへろになる。もちろん、それは心地よい疲労なのであるが。とにかく期待に背かない傑作だった。また来日してくれんかなあ。
関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

freeflow

Author:freeflow
日々鬱病と未聴CDと戦いながらCD買い物依存症から抜け出せない、そんな奴です。

リンク
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR