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フレディ・キング『Live In Europe』(6/28)

フレディ・キングの1973〜1974年にかけてのヨーロッパでの公演3カ所の映像を収録したDVD。
※映像作品という性質上、以下の感想にはいわゆるネタバレが含まれています。未見の方はご注意下さい。
ジャケ写がモノクロだったので、中身もモノクロなのかと思っていたらカラーだった。それも30年以上前のものとしてはかなりの高画質。特に1つ目のモントルー・ジャズ・フェスティバルは非常に鮮やかな発色で綺麗である。
その1973年のモントルー・ジャズ・フェスティバルからは3曲。自己紹介的なMCの後、いきなりギュイーンと一発かますフレディ。長いイントロというか、いきなりのギターソロというか、歌に入るまでとにかくチョーキングの嵐を浴びせるフレディ。まるで百面相のように、ワンフレーズ弾くごとに表情を変えるフレディ。観客の歓声に応えて、白い歯を見せてニカッと笑うフレディ。もう、この最初の5分くらいで、充分元は取ったような気になる。
続く2曲目では、うってかわってジミー・ペイジみたいなズボン(パンタロンと言うべきか)を履いたベースの兄ちゃんの弾くリズムに乗り、ステップを踏みながら歌い弾くフレディ。そしてメンバー紹介のMCの後、ギターを持ち替えての3曲目は、それまでの2曲がギター中心だったのに対し、歌がメイン。ようやくヴォーカリストとしてのフレディを堪能できる。
2つ目は、1974年のストックホルム、Fun Houseというライヴハウス?(というより上品なレストランって感じだが)での4曲。残念ながら1曲目はサビの直前から始まっていて、完全ではない。この1曲目「Woman Across The River」はかなり強引なアレンジ。というか、ここでの4曲はリラックスした雰囲気のモントルー・ジャズ・フェスティバルでのライヴに比べるとかなり激しくて攻撃的だ。
最後の3つ目は、1973年これまたストックホルムでのOpopoppaでのライヴ。野外でのライヴだ。3曲収録だが、これまた1曲目は途中からの収録。
ここでのフレディは、演奏に集中しているという感じであまりアクションを見せない。ひたすらギターを弾き、歌っている。しかし1曲目が終わると、観客の反応がいまいちだったのか(ここでちらっと観客席が写るが確かにあまり盛り上がっていない)、観客を煽るMCを入れたりしている。3曲目はようやくクッカクッカクッカという感じでリズムを刻みながら、観客に向かって笑いかけたりしながら乗るフレディ。弾くだけ弾くと、急に演奏を止めて、バックバンドがまだ演奏している中ステージ裏へ消えていくが、その後写る観客席の様子はやっぱり盛り上がってない。ちょっと後味が悪い感じ。
ということで、いずれも3,4曲で終わってしまうのでやや物足りない感じはあるけれど、そのかわり3カ所ともかなり印象の異なるライヴを一度に見れるのはお得な感じもある。何しろ、40歳前後、脂ののりきった時期のフレディのライヴアクトである。悪かろうはずがない。
※私の購入したのはリージョン=1の北米盤ですが、画像のリンク先はリージョン=2の国内盤です。
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日々鬱病と未聴CDと戦いながらCD買い物依存症から抜け出せない、そんな奴です。

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