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今日の消化盤(6/28)

畠山美由紀『LIVE "Fragile" 2005 at GLORIA CHAPEL』(Rhythm Zone RZBD-45382)

★★★☆
※以降のレビューには、映像作品という性質上、いわゆるネタバレになる記述が含まれています。未見の方はご注意下さい。
2005年秋に、品川教会グロリア・チャペルで行われたライヴの模様を完全収録(曲間は一部カットあり)したDVD。見る前までは、当然ながら派手なステージアクションなんかはないだろうし、なんとなく淡々と歌うだけの地味なライヴかなと思っていたが、そんなことはなかった。MCもそこそこあるし(さすがに客をいじったりはしませんが)、思いがけないゲスト(誰かは見てのお楽しみ)も登場したりしてだれることもなく最後まで楽しめた。
内容の方はジャズのスタンダードなどのカバー曲が中心だが、オリジナル曲もやっている。バックバンドは、ピアノ、ウッドベース、ドラム、ギター(アコギ、マンドリン、ペダルスティールギター)の4人でかなりアコースティックな雰囲気。畠山美由紀の歌は、いつものことながら素晴らしいの一言。ジャズからニール・ヤング、「浜辺の歌」まで、彼女にかかると「畠山美由紀の歌」としか言いようのないものに変容するさながら錬金術のごとき力技。アンコールの最後で、マイクなしで歌われる「Water Is Wide」は鳥肌もの。一度、生でライヴ聴いてみたいなあ。

Clara Smith『The Essential』(Document Records CBL 200027)

★★★☆
戦前女性ブルース・シンガー、クララ・スミスの2枚組ベスト盤。1924〜1929年に録音された36曲を収録。ベッシー・スミスやロニー・ジョンスンとデュエットした曲も数曲あり。
音の方は、あまり鄙びた感じではなくそこはかとなく都会の香りのするブルース。力を込めて歌うタイプの歌手ではないが、その声には独特の力強さがあり胸を打つ。解説によると、1935年に41歳という若さで心臓発作で亡くなったらしい。早すぎる死が惜しまれる一人。

月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)『きらりん☆ランド』(Zetima EPCE 5528~9)

★★★★
モーニング娘。の久住小春が、TVアニメ『きらりん☆レボリューション』で声優を努めた月島きらりのキャラを演じる、月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)の2ndアルバム。
シングルカットされたアニメのOP/ED曲4曲(うち2曲は℃-uteの萩原舞と組んだ「きら☆ぴか」名義でのリリース)を中心にしたものだが、シングル曲よりもアルバム曲の方が良い。特に「こんにちぱ」、「ラムタラ」の2曲は名曲!
久住小春の歌は決して上手い訳ではないが(どちらかと言えば下手な方)、特に「こんにちぱ」のようなちょっと「変な」曲を歌わせると抜群。ていうか、この曲は彼女以外には歌えないと思う。そういう隙間を狙ったというか特化した曲が多いが、それでもやっぱり名盤。
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それがどうした今日も買う(6/27)

★ヤフオクにて落札
山田正紀『女囮捜査官 <1>触覚』(幻冬舎文庫)
山田正紀『女囮捜査官 <2>視覚』(幻冬舎文庫)
山田正紀『女囮捜査官 <3>聴覚』(幻冬舎文庫)
山田正紀『女囮捜査官 <4>嗅覚』(幻冬舎文庫)
山田正紀『女囮捜査官 <5>味覚』(幻冬舎文庫)
古本。山田正紀のミステリ、「女囮捜査官」シリーズ全5冊揃い。タイトルからして、色物と思われがちだが、実際は本格ミステリらしい。それはいいが何時読むねん。5冊で約2000円。

★全日本レコード&CDサマー・カーニバルにて
The Red Krayola『The Parable Of Arable Land & God Bless The Red Krayola And All Who Gail In Her』(CHARLY SNAP 277 CD)
中古。13thフロア・エレヴェイターと並ぶ米60年代サイケバンド、レッド・クレイオラの1967年発表のアルバム『The Parable Of Arable Land』と1968年発表のアルバム『God Bless The Red Krayola And All Who Gail In Her』の2in1。レッド・クレイオラは今まで聴きたいなあと思いながらその機会がなかったのだが、割と安く売っていたので購入。980円。

Various Artists『The UK SUE Label Story The World Of Guy Stevens』(Ace records CDCHD 1001)
中古。英SUEレーベルの音源からの編集盤。SUEレーベルは、独自録音の曲と出すと同時に、米国のレーベルの曲を買い付けて英国でリリースしていたレーベル。という訳でこのCDにもSUE独自音源と、Kent/Instant/Gatewayと言った米レーベル発の曲が半々くらいの割合で収められている。音の傾向も、ブルースあり、リズム&ブルースあり、ソウルあり、ロックありと様々。1955〜1964年発表の26曲を収録。1280円。

O.S.T『URGA』(Philips 510 608-2)
中古。ニキータ・ミハルコフ監督の1991年映画『ウルガ』のオリジナル・サウンドトラック。作曲&指揮はエドゥアルド・アルテミエフ、プロデュースはスティーヴ・ヒレッジとなかなかそそられる内容。800円。

Titus "Tee" Turner『Soulville』(Collectables COL-CD-5160)
中古。1950年代にリズム&ブルース界で活躍したシンガー/ソングライター、タイタス・ターナーのCD。このレーベルらしく、資料的なことは何も書いてない(というか、そもそもブックレットすらない。ジャケットを片面だけ印刷した紙切れ1枚だけ。これは酷い)ので、編集盤なのか、アルバムなのか、それすら不明。ググったけど何も出てこん。14曲収録。リトル・ミルトンがカバーした「All Around The World」も入っている。1100円。

元ちとせ『カッシーニ』(Epic Sony ESCL 3088~9)
中古。元ちとせ、2008年発表の4thアルバム。初回限定盤で、2007年オーチャード・ホールで行われた「冬のハイヌミカゼ」ライヴの模様を84分収録したDVD付き。3面見開きデジパック仕様。1490円。

★DISC-JJ駅前第1ビル店にて
月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)『きらりん☆ランド』(Zetima EPCE 5528~9)
中古。TVアニメ『きらりん☆レボリューション』で主役月島きらりを演じていた久住小春(モーニング娘。)によるアルバム2作目。いい年をしてこんなの買っている場合ではない、とは思うが、特に後悔はしていない。某番組でかかっていた、「はぴ☆はぴサンデー」と「タンタンターン!」が気になったので。と言ってもその2曲はこのアルバムには入っていないのであるが、別の意味で気になる曲「こんにちぱ」が入っている。
なお、ハロプロ関係であるが、つんく♂はからんでいない。噂ではかなりの名盤(迷盤?)らしいが。初回限定盤で、PV、ライヴ映像5曲を収録したDVD付き。紙製外箱入り。1300円。
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今日の消化盤(6/24)

Eric Woolfson『Eric Woolfson Sings The Alan Parsons Project That Never Was』(Limelight Records LREC 0590)

★★★☆
元アラン・パーソンズ・プロジェクトのエリック・ウルフソンが、APP時代の未発表曲を新たに録音したもの。10曲収録。
1曲目を聴いて、ん?エリック・ウルフソン、ちょっと声が衰えた?と思ったが、2曲目以降はそんなことはなくいつものエリック・ウルフソンだった。ということで、曲そのものとエリックのヴォーカルは良い出来なんだが、どうもアレンジがいまひとつ安直というか安っぽいというか。正直せっかくいい曲なのに…と思わないではない内容。
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今日の消化盤(6/21)

Pink Floyd『Live At Pompeii The Director's Cut』(Hip-O Records B000131509)

★★★★
ピンク・フロイドの、1970年10月、無人のポンペイ遺跡円形闘技場跡で行われたライヴの模様を収録した映画のディレクターズ・カット版DVD。初期のピンク・フロイドのライヴ映像は、これぐらいしかないので貴重だ。
※以降のレビューには、映像作品という性質上、いわゆるネタバレになる記述が含まれています。未見の方はご注意下さい。
オリジナル版(特典映像としてオリジナル版のフィルムも収録されている)とディレクターズ・カット版の違いは、以降の通り。

  • 本編スタート時(およびエンディング時)の映像が、オリジナル版では円形闘技場の遠景→ズームイン(ズームアウト)なのに対して、CGによる惑星や月探査の実写フィルムを使った幻想映像に置き換えられている。
  • 曲間に、a)1970年ロンドンEMIスタジオの食堂で収録されたメンバーの食事風景、b)1972年パリでのメンバーへのインタビュー、c)アルバム『狂気』の断片的なレコーディング風景、が挿入されている。
  • 細かい編集が一部異なる。

ということで、資料的な価値は疑うことなく向上しているディレクターズ・カット版であるが、正直ライヴ映像としてみた場合、曲間に余計なものが挟まっているという感じで、集中力を削がれる面があることは否定できない。ていうか素直にオリジナル版の方が良いと思った。
特典にはオリジナル版フィルムの他にもいろいろと収録されているが、価値があるのは監督へのインタビュー映像。この映画を撮ることになった経緯から、撮影時の裏話までいろいろと興味深い話しが聞ける。例を挙げると、ポンペイでの撮影は、当初6日間を予定していたが、電源関係のトラブルで3日が潰れ、3日間しか撮影出来なかったとか、ディレクターズ・カット版の作成に当たって、撮影したものの使用しなかったフィルムを捜してみたが残念ながら発見できなかった(もし見つかっていたらディレクターズ・カット版も違う形になっていたかも知れない)等。
ちなみに購入したのは輸入盤ですが、リージョン・フリーな上、日本語字幕もちゃんと入っています。高い国内盤を買う必要はありません。
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今日の消化本(6/21)

吾妻ひでお『地を這う魚 ひでおの青春日記』(角川書店)

★★★☆
鬼才吾妻ひでおの青春時代を描いた自伝的マンガ。北海道から上京し、漫画家のアシスタントとして雇われ、徐々に自作を雑誌に掲載する機会を貰うといった時代のことが描かれている。
ストーリーの方は、まあ史実に忠実なんだろうなと思えるものだが、絵の方はこれが一筋縄ではいかない。まず描かれている登場人物であるが、吾妻ひでお自身と女の子以外は全て動物(または怪物)として描かれている。さらに空に地に奇怪な鳥が飛び、魚が這い、ロボットが歩く。デッサンはぐにゃぐにゃと歪み、なんとも禍々しい。
『失踪日記』あたりではちょっと写実的とも思える、それまでのあじま画風とはちがう傾向を見せていたが、今作では『不条理日記』あたりの、全盛期の画風に戻ったような感がある。
ストーリー的には、淡々としたものなので、少々物足りない感じがしなくはない。これから面白くなりそうだ、という時点で終わってしまうのでちょっと要求不満気味。続編を期待したい。

あずまきよひこ『あずまんが大王 1年生』(小学館SSCS-1695)

★★★★
あずまきよひこの名作4コママンガ、『あずまんが大王』の10周年を記念して出された新装版。旧版の4分冊が再編集されて3分冊になっている。その1冊目。
さすがに名作と評されるだけあって面白い。4コマであるが、きちっとしたフォーマットはなく、しばしば4コマで落ちずに次の4コマに続いたりする。そのへんのユルさ加減が絶妙。個人的は榊さんが好き。あ、でも大阪とちよちゃんのからみも捨てがたいなあ。
『よつばと!』からあずまきよひこに入った人(俺だ)にもお薦め。
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それがどうした今日も買う(6/20)

あずまきよひこ『あずまんが大王 1年生』(小学館SSCS-1695)
新刊。あずまきよひこの大ヒットした4コママンガ、『あずまんが大王』の10周年を記念した新装版。旧版では4分冊だったものが、再編成されて3分冊となり、「1年生」というタイトルになった。『ゲッサン』誌2009年6月号に載せられた、追加編「1年生[補習]」を追加収録。
ネットで拾った情報によると、旧版に比べて甚だしい加筆修正がされているらしいが、実は初めて読むのでそれは全然関係なかったりする。649円。

Q65『Singles A's & B's』(Hunter Music HM13952)
中古。オランダのビート/ガレージ・バンド、Q65のシングルA面曲およびB面曲をCD2枚に収録した編集盤。Disc1にA面曲を収録、Disc2にB面曲を収録という、ちょっと変わった構成になっている。
Disc1には18曲+ボーナス・トラック4曲、Disc2には17曲+ボーナス・トラック5曲を収録。ん?Disc1とDisc2の曲数が違うのは何でだぜ?と思って、ブックレットに載っているディスコグラフィーと照らし合わせてみると、最初B面曲だったものが後にA面曲としてリリースされたり、またはその逆だったりと複雑なリリース形態なのが原因のよう。あとシングル曲でも未収録の曲もあるみたい。ボーナス・トラックなんか収録する前にまずシングルを全曲収録しろと言いたいが、権利関係か何かで収録できなかったのか?
1966〜1988年に発表された44曲を収録。ボーナス・トラックには別テイクの他、リード・ヴォーカルのWillem Bielerのソロ曲も収録されている。1600円。
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今日の消化盤(6/19)

Various Artists『Mercury The New Orleans Sessions 1950 & 1953 (2/2)』(Bear Family BCD 16804 BH)

★★★☆
Mercuryレーベルに1950年および1953年に録音されたニュー・オーリンズ関連の音源を集めた2枚組コンピ盤の2枚目。この2枚目には1枚目に引き続き収録されている、アルマ・(ロリポップ・)マンデイ、ロイ・バード(プロフェッサー・ロングヘアの初期芸名)&ヒズ・ブルース・ジャンパーズ、ジョージ・ミラー&ヒズ・ミッド−ドリフツの他に、リトル・ジョー・ゲインズ、ドウェイン・クラヴァン、シルヴァートーン・シンガーズ、パット・ヴァルデラー、レイ・ジョンスン、ハーバート・"ウー・ウー"・ムーアの9組24曲を収録。
音の方は、Mercuryというレーベルの性格なのか、いわゆるニュー・オーリンズ・サウンドとはちょっと違った、垢抜けない、田舎臭い感じのリズム&ブルースと言った感じ。シルヴァートーン・シンガーズなんかはリズム&ブルースというよりはかなりゴスペル寄りですが。
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それがどうした今日も買う(6/19)

吾妻ひでお『地を這う魚 ひでおの青春日記』(角川書店)
新刊。今年の3月に出た、今のところ最新刊かな?(出てるの気が付かんかったorz)。
「ひでおの青春日記」というサブタイトル通り、上京して漫画家を目指し悪戦苦闘する時代のことが書かれているのだが、まだちょっと見ただけだけど、一筋縄ではいかないシロモノっぽい。吾妻ひでお以外のキャラ、全部動物やら怪物で描かれているし。
2005〜2009年に、『comic 新現実』、『新現実』、『コミックチャージ』誌に掲載されたものに、描き下ろしを加えた全8話(+あとがき)。
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今日の消化盤(6/12)

Dr. John『Trader John's Crawfish Soiree』(Blue Label/SPV 96852 2CD)

★★★☆
ドクター・ジョンの、いまいち正体の判らない2枚組。1枚目は「Trader John」、2枚目は「Crawfish Soiree」と名付けられている(ちなみに2枚の合計時間は74分くらいなので、わざわざ2枚に分けなくても1枚で充分収録できると思うのだが…)。1枚目の方は、オーストラリアのAIMレーベルから出ていたCDと同内容と思われる。
付属しているブックレットの解説を読むと、1965年にリリースされたアルバム、『Zu Zu Man』を中心にしたもの、と書いてあるのだが、Wikipediaのディスコグラフィーを見てみても、1stアルバムは『Gris-Gris』(1968)であって、『Zu Zu Man』というアルバムの記載はない。謎。おそらく1stをリリースする前の、セッション音源を寄せ集めたものではないかと推測。
音の方は、確かにドクター・ジョンの音であるが、初期の作に聴かれるような呪術的な要素はあまりなく、ニュー・オーリンズ正統派リズム&ブルースという感じ。むしろ『Gumbo』以降の音に近い。
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それがどうした今日も買う(6/13)

Chris Rainbow『A Glasgow Boy: Anthology 1974-1981』(EM Records EM1017CD)
中古。アラン・パーソンズ・プロジェクトのヴォーカリストなどとして知られる(ていうか個人的にはそれしか知らない)、クリス・レインボウの2枚組ベスト盤。1974〜1981年に録音された38曲を収録。中身の方は、3枚のアルバム・シングルから選ばれた曲を中心に、お蔵入りになった4thアルバム用のデモ録音、ラジオスポットなど様々。1980円。
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Author:freeflow
日々鬱病と未聴CDと戦いながらCD買い物依存症から抜け出せない、そんな奴です。

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