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今日の消化盤(7/12)

ビー・ヒューストン『The Hustler』(Arhoolie CD9008)

★★★☆
ビッグ・ママ・ソーントンのバンドなどで知られるシンガー/ギタリスト、Bee Houstonの編集盤。ヴォーカルはあまり得意ではないらしく、全19曲中、自らヴォーカルを取っているのは7曲のみ。あとはインストか、他人にヴォーカルを任せた曲。
というのことでヴォーカルのほうはちょっと怪しげだが、ギターの方はなかなか聴かせる。アタックの強い、パキパキという擬音語が似合うようなギターはいかにもテキサスという感じのするものだ。テクニック的にはヴォーカル同様ちょっと怪しげで、不安を覚える点もあるのだが、独特の味わいがあって良い。
ゲスト・ヴォーカルはビッグ・ママが1曲と、後はウィリー・モレットが歌っているが、これがなかなか暑苦しいヴォーカルで耳に残る。
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それがどうした今日も買う(7/12)

Various Artists『Shake That Thing! East Coast Blues 1935-1953』(JSP Records JSP7753)
新品。ヤフオクで落札。サブタイトル通り、戦前〜戦後の東海岸地域のブルースを集めた4枚組ボックスセット。外箱には「Gabriel Brown・Ralph Willis・Dan Pickett・Leroy Dallas」の4人の名前が書かれているのだが、詳細情報を見た限りでは「Leroy Dallas」の音源は収録されていないっぽい。
収録曲は全105曲。内訳は、ゲイブリエル・ブラウンが41曲。ラルフ・ウィリスが46曲。ダン・ピケットが18曲。ダン・ピケットについてはP-Vineから出ていたCDを既に所有しているのでダブり。でもCD1枚分くらいの価格で落札できたからまあいいや。

ビッグ・ジョン・グリア『I'm The Fat Man』(ReV-Ora Handstand CR BAND 17)
中古。ラッキー・ミリンダー楽団などに在籍して活躍したシンガー/テナー・サキソフォニスト、Big John Greerの編集盤。1949〜1955年に録音された30曲を収録。発表名義はLucky Millinder And His Orchestra,Big John Greer And His Rhythm Rockers,などバラバラだがいずれの曲でも彼のサキソフォンとヴォーカル(ただしインスト曲もあり)が楽しめる。9曲でミッキー・ベイカーがギターで参加しているのも個人的にはポイント高し。

リトル・マック・シモンズ『Blue Lights』(Black & Blue BB 450.2)
シカゴのブルースシンガー/ハーピスト、Little Mac Simmonsの1975年パリ録音のアルバム。CD化に際してライヴ音源を含む5曲がボーナストラックとして収録され全15曲となっている。リトル・マック・シモンズはオムニバス盤では聴いたことがあったが、あまり強い印象はない。にもかかわらず買ってしまったのはバックのメンツがあまりにも強力すぎ(p:ウィリー・メイボン、g:ロニー・ブルックス&ヒューバート・サムリン、b:デイヴ・マイヤーズ、dr:フレッド・ビロウ!)たから。
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今日の消化盤(7/10)

ポール・"ワイン"・ジョーンズ『ミュール』(P-Vine PCD-3820)

★★★
48歳にしてデビュー作という遅咲きのブルースマン、Paul "Wine" Jonesの1stアルバム。「プログレッシヴ・カントリー・ブルース」という謳い文句だが、「プログレッシヴ」というよりは「パンキッシュ」と言った方がぴったりくるような気がする。とにかく全編荒々しいギターの音と濁声のヴォーカルが炸裂。大音量で聴いたらストレス解消にはなりそうだが、今ひとつ単調というか、全曲変わり映えのしない感じなのが難。もうすこし緩急を付けるというか、曲のバリエーションがあれば良盤になったと思うのだが…。まあでもそういう小細工とは無縁な人であるのも確か。
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今日の消化盤(7/8)

Various Artists『Cool Daddy The Central Avenue Scene 1951-1957 Volume 3』(Ace Records CDCHD 1099)

★★★★
Comboレーベル音源から編まれたブルース、リズム&ブルース、ジャンプ、ジャイヴの編集盤第3集。かなりジャンプブルース寄りの音が多い。歌ものとインストの比率は7:3というところか。さすがAceの仕事だけあって安心して聴ける。とにかく難しいことは考えずひたすら音に身をゆだねられるというか。なかなかの拾いものだった。第1集と第2集も入手して聴いてみたい。
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それがどうした今日も買う(7/8)

ウェルドン・"ジュークボーイ"・ボナー『The Texas Blues Troubadour』(Collectables Records COL-CD-5227)
中古。ヤフオクで落札。テキサスの「ワンマン・バンド・スタイル」のブルースマン、Weldon "Jukeboy" Bonner(一般的には単にJukeboy Bonnerと呼ばれる)の編集盤。1968年にヒューストンで録音されたもので、一部の曲はHome Cookingレーベルからリリースされていたが、大半は未発表曲。14曲収録。
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今日の消化盤(7/7)

ロスコー・ゴードン『No Dark In The America』(Dualtone 80302-01158-2)

★★★★
シカゴのブルースシンガー/ピアニスト、Rosco Gordonの2004年発表?のアルバム。なんというか、あまりブルースらしくない音だ。と言ってブルースではないかと言えばそうでもない。根っこというか芯の部分はしっかりブルースしている。非常にモダンな感じがするのだが、時代を考えると、モダンブルースというよりはポスト・モダンブルースというべきかも知れない。まあ、ジャンルのくくりはどうであれ非常に良質な音楽であることは間違いない。なんというか、リラックスした雰囲気でありながらテンションは高いという、ちょっと矛盾した書き方をしたい音だ。これはなかなかの拾いものだった。

キャロル・フラン『Fran-tastic』(Sound Of New Orleans SONO 1056)
★★★
女性ブルースシンガー、Carol Franの、夫クラレンス・ハラマンを亡くしてから発表されたソロ・アルバム。どちらかと言えば大人しめの、しっとりとした雰囲気のある音だ。これはこれで悪くはないが、やはりこの人の持ち味はソウルフルでパワフルなヴォーカルスタイルだと思うので、ちょっと歯がゆい感じはある。
※このCDはamazonでは取り扱っていないようです。
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それがどうした今日も買う(7/5)

サンタナ『サンタナ1st/レガシー・エディション』(Sony BMG Music Entertainment MHCP 540〜1)
中古。サンタナの記念すべきデビュー・アルバムの、2004年に出たレガシー・エディションの国内盤。2枚組で、1枚目にはオリジナル・アルバムの9曲と別テイク2曲、スタジオ・ジャム1曲を収録。2枚目にはアルバム制作前に行われたセッションの模様を収録した6曲と、ウッドストックでのライヴ・パフォーマンス全7曲を収録。

ラヴァーン・ベイカー『Soul On Fire』(Atlantic 82311-2)
中古。ルース・ブラウンと共にアトランティックのリズム&ブルース2大歌姫的存在だったLavern Bakerのアトランティック時代のベスト盤。1953〜1962年録音の20曲を収録。

スー・フォーリー/デボラ・コールマン/ロクサーヌ・ポトヴィン『タイム・ボム 3ギター・ウィメン・アルバム』(Ruf Records/BSMF Records BSMF-2039)
新品。Rufレーベル所属の3大ブルースウーマン、Sue Foley、Deborah Coleman、Roxanne Potvinのコラボレート・アルバム。全11曲中、3曲ずつ各々がリード・ヴォーカルを取り、残り2曲は合唱、というスタイル。

デヴィッド・クロス&ナオミ・マキ『Unbounded』(Noisy Records/Disk Union DUKC001)
新品。元キング・クリムゾンのヴァイオリニスト、David Crossと日本人ヴォーカリスト/ピアニスト、ナオミ・マキ(誰?)のコラボレートアルバム。2006年発表。「Electric Chamber Music」というサブタイトルが付けられているので、まあそういう音なんだろう。

Various Artists『Junkers, Jivers & Coke Friends Vintage Songs About Drugs 1926-1952』(Buzzola BZCD 009)
新品。Buzzolaというレーベルから出ている戦前〜戦後のブルース・コンピレーション・シリーズの1枚。サブタイトルにあるように、ドラッグがテーマになっている。このシリーズは、パルプ・フィクションのイラストを使ったジャケが秀逸なので、半分くらいはジャケ買い。まあ、中身の方も面白そうだけど。

Various Artists『Space Guitar & Deathray Boogie Vintage Science Fiction Songs 1930-1954』(Buzzola BZCD 010)
新品。上のと同じシリーズの1枚。こっちはSFがテーマ。SFとブルース?ちょっと聞くと変な組合せのようだが、収録曲を見るといきなり「Flying Saucer Boogie」なんて曲から始まっており、それなりに接点はあるようだ。

Various Artists『Outside The Law Gangsters, Racketeers & The Feds・ Vintage Songs 1922-1947』(Buzzola BZCD 009)
新品。これも同じシリーズ。テーマは、ギャング、詐欺師、そして役人。

Various Artists『The Best Of Excello Records』(Excello Records EXCELLO CD 3001)
中古。タイトル通り、Excelloレーベル音源のベスト盤。アーサー・ガンターに始まり、ギター・ゲイブル、ロンサム・サンダウン、レイジー・レスターなどがずらりと並び、締めはシャイ・ガイ・ダグラス。30曲収録。キャロル・フランの名前があるのはちょっと意外。Excelloにも録音していたのか。
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今日の消化盤(7/4)

ミッキー&シルヴィア『The Willow Sessions』(Sequel Records NEM CD 763)

★★★☆
ブルースシンガー/ギタリスト、Mickey Bakerがシルヴィア・ヴァンダーポールと結成したミッキー&シルヴィアの編集盤。いったん解散した後、1960年代に再結成して活動した時期のもので、Willowレーベル音源19曲を収録(内2曲はシルヴィア単独名義)。
音の方はブルースというよりはポップだが、ソウルっぽい雰囲気もあり楽しい。ミッキー・ベイカーのギター・インスト曲「Mickey's Blues」なんて曲もあり。ミッキー・ベイカーのファンはやはり持っておくべきかと。

サニー・ローズ『Just Blues』(Evidence Music ECD 26060-2)

★★★☆
テキサス生まれのブルースシンガー/ギタリストにしてスティールギターの名手、Sonny Rhodesの1995年発表のアルバム。ジャケ写ではターバンを巻いた怪しげな姿で(ひょっとするとインド系なのかも知れないが)、微笑んでいるサニー・ローズだが、ギターの腕前は確かで情緒あふれるギターを聴かせてくれる。いかにもテキサスという、乾いたしかし味わい深い音だ。ザ・テキサス・ツウィスターズという名前のバック・バンドも良い感じ。
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今日の消化盤(7/3)

リトル・ジョー・ブルー『The Very Best Of Little Joe Blue』(Collectables COL-5744)

★★★☆
B.B.キングのフォロワーとして語られる事の多いブルースマン、Little Joe Blueの編集盤。『ブルースCDガイド・ブック2.0』によれば、Spaceレーベルから発表されたアルバム『Happy Here』とKrisレーベルからのアルバム『Blue & The Blues Are Back』のダブリ曲を除いて編集したものの由。
音の方であるが、あまりB.B.キングっぽくはない。かなりソウル風の味付けである。こぢんまりしすぎという嫌いはあるものの、それなりに聴かせる。曲に乗せて自己紹介する1曲目など、なかなかかっこいい。ただ、後半のKrisレーベルからの曲は、盤起こしらしく、音質はイマイチ。

ジョー・"ギター"・ヒューズ『If You Want To See The Blues』(Black Top Records BT 1050)

★★★
テキサスのブルースシンガー/ギタリスト、Joe "Guitar" Hughesの1989年発表のアルバム。音の方は、良くも悪くもBlack Topレーベルらしい音で、そつはないものの今ひとつ面白みに欠ける。ギターのほうも、名前とは裏腹に破綻のないスタイルで特色に欠ける。むしろ、ヴォーカルの方がけっこう味わいがあって面白かった。
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今日の消化盤(7/1)

ヴァンゲリス『Blade Runner Trilogy 25th Anniversary』(Warner Bros. Entertainment 060075305147(4))

★★★☆
映画公開25周年を記念して、3枚組で出された『ブレード・ランナー』のサントラ盤。1枚目は1994年に出た1枚もののサントラのリマスター版。2枚目は映画で使用されたが1994年のサントラでは収録されなかった曲を集めたもの。そして3枚目は『BR25』と題された、今回のサントラ盤のためにヴァンゲリスが書き下ろしたオリジナル作品(映画にインスパイアされたもの)、となっている。
1994年版のサントラは出た当時購入済なので、今回は2枚目と3枚目の感想を。まず2枚目は、さすがに主要な曲は1994年版で発表済なのでやや小粒という感は否めないが、それでも映画の重要なシーンで使用された曲が多々ある。また曲と曲の間がつながるような編集がされていて、非常にスムースというか、流れるように聴いている内にいつのまにか終わっているという感じだ。
3枚目のオリジナル曲だが、これも映画のイメージを損なわないような曲ばかりで、2枚目と続けて聴いたのであるが特に違和感はなかった。1994年版を持っている人でも、買い換えて損はないと思う。
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日々鬱病と未聴CDと戦いながらCD買い物依存症から抜け出せない、そんな奴です。

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