FC2ブログ

大魔神来襲

ということで、先日の日記でも触れた通り、amazon.comに注文していた大魔神シリーズのアメリカ盤ボックスセット、『Complete Daimajin』が到着しました。大魔神シリーズのボックスセットって、既に国内盤でも出ているのに、なんでわざわざアメリカ盤を買ったというと単純にそっちの方が安いからです。安いと言っても、\1000や\2000の差ではありません。国内盤のボックスセットが\15750(税込)。単品売りを3つ揃えても\14805。それに対して今回のアメリカ盤は、送料込みで$28.46。本日の為替レートで計算して\3337。国内盤ボックスセットの1/4以下ですよ?

日本映画のアメリカ盤って、音声が英語吹き替えされてるものが多いのですが、これは珍しくオリジナル日本語音声のまま。デフォルトでは英語字幕がONになってますが、これはOFFにできるのでそうすると普通に国内盤を見てるのと何ら変わりがありません。ただ、オープニングとエンディングのクレジット部分のみ英語表記の素っ気ないものに差し替えられてますがまあ、これぐらいは仕方ないところでしょう。あ、当然リージョンは1ですので、普通のDVDプレイヤーでは再生できません。

後は画質と音質ですが、これは国内盤買ってないので比較できません。国内盤のDVDはかなり画質が良いらしいですが、まあ、60年代の映画としてはこんなもんじゃないでしょうか。時たま明らかにフィルムの傷と判るノイズ(いわゆる雨降りという奴)が出るのはちょっと気になりますが。

国内盤との差としてはあとは特典とパッケージでしょうね。国内盤には予告編の他、関係者へのインタビューなんかがついているみたいですが、アメリカ盤は実質的に何も無し。予告編は一応ついているんですが、これがオリジナル劇場予告編じゃなくて、向こうで勝手に(それも「大魔神」「大魔神怒る」「大魔神逆襲」の3作の映像をごちゃまぜにして)作ったもの。なんかプロモビデオみたいな出来でそれはそれで楽しいですが。

パッケージも、国内盤の『大魔神封印函』がすごく凝ってるのに対し(ちょっと凝り過ぎじゃないかと思うが。バラ売りで揃えた方が安いというのはどうかと思う)、ごくあっさりしたものこんな感じです。通常のDVDトールケースの2倍くらいの分厚さの3枚組用ケースにDVDが3枚入っているだけ。「箱」に入っていないので、正確にはボックスセットではありません(笑)。ブックレットもクレジットとか書いたのが1枚だけ。まあ、値段が値段だからしゃあないわな。

つーことで、大魔神シリーズのDVDは欲しいけど1万以上も出す気はない&リージョン1のDVD見れる、という人にはお勧めです。
関連記事
スポンサーサイト



諸星大二郎『私家版鳥類図譜』(講談社モーニングKCDX)(3/22)

諸星大二郎の最新作品集。こんなタイトルになっているのは収録作6編全てが「鳥」になんらかの関係があるから。
現代から古代、いずれの時代とも判らぬ別世界まで舞台も様々、内容もコミカルなものからシリアスなものまで様々だが、どの作品も相変わらずの「諸星節」とでも言うべき独特の味があるのはさすが。
個人的には最後に収録されている「鳥を見た!」が好み。
関連記事

ロバート・ゴダード『石に刻まれた時間』(創元推理文庫)(3/21)

ロバート・ゴダートの最新翻訳作。
人材スカウト業のトニーは、不意の事故で妻マリーナを亡くす。トニーはマリーナの妹ルーシー夫妻の招きでしばらくその住居アザウェイズに滞在することにするが、この家では不可思議な現象が起こり、そして秘密を秘めていた…。
というような話。最近のゴダードの傾向として、超自然的な要素が出てくるのだが、あくまでもメインは現実世界で渦巻く陰謀や悲劇。そのあたりのバランスが絶妙で一気に読ませてしまう。やっぱりこの人は凄い。
関連記事

あずみ椋『ニーベルングの指環 I〜IV』(親書館WING COMICS)(3/18)

ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』の忠実なコミック化。それ以上でも、それ以下でもない。と書くとけなしているみたいだが、そういう訳ではない。原作の雰囲気はよく出ていると思う。しかしもう少しなんらかのアレンジがあってもいいのではないかと思わせるのも事実だ。
原作を知らない人にはお勧めできる。この辺からワーグナーの深み(笑)にはまる入り口にするのもいいかも知れない。
関連記事

ワグネリアン

て言うらしいです。ワーグナー好きな人の事。

ワシはとうてい「ワグネリアン」ていうような濃い人たちの中には入りませんが、それでも既に1枚モノのCD数枚、そして『指環』の全曲箱2箱(笑)も所有する身になった以上、ワーグナー嫌いとはもう言えないでしょう。

果たして何故こんな事態になったのか?今日はそれについて書いてみましょう。

◆原因その1 『エクスカリバー』が好きだった

1981年、ジョン・ブアマン監督の映画『エクスカリバー』。劇場には見に行ったことないですが、TVで放映されていたのは数回見て、結構好きでした(ちなみに余談ですが、アーサー王伝説について描かれたこの映画、最初は最近話題のあの『指環物語』の映画化を目指していたそうです。しかし結局は予算等の都合で断念し、アーサー王伝説に切り替えたとの事。以上余談でした)。

好きと言っても、ビデオ買ったり、LD買ったりするところまでは行かなかったのですが、1年半くらい前に、某店の在庫一掃セールでDVDが\1600で売られているのを発見。なんとなく買ったはいいのですが、すぐに見る気になれず、放ったらかしていました。結局その間に名古屋駐在もあり、初めて見たのは今年の2月2日。いや予想外に面白かったです。なんでこんなに長いこと放っといたんだろうと思うくらいに。

で、特に気に入ったのがあの重々しい音楽。ということで、サントラが欲しいと思ったのですが。

◆原因その2 サントラが出ていなかった

んですねえ。これが。もしサントラ盤が出ていたら、その時点で満足してしまってワーグナーに手を出すこともなかったと思います。

ちなみに音楽を手がけたのはトレバー・ジョーンズという人ですが、どうもこの人はサントラ運?がないらしく、80年代前半に手がけた代表作『ダーク・クリスタル』『暴走機関車』などはサントラ入手困難です。80年代後半以降の作品『エンゼル・ハート』『ラスト・オブ・モヒカン』『クリフハンガー』なんかはちゃんと入手できるのですが…(ここでまたしても余談ですが、1998年には『エクスカリバー 聖剣伝説』という紛らわしいタイトルのTV映画の音楽も担当しています。以上余談その2でした)。

が、ここで知ったのが『エクスカリバー』の音楽がワーグナーのものを流用しているということ。それなら、ワーグナーの音楽をサントラ替わりにできないか?ということでした。とりあえずネット上で探してみると、『エクスカリバー』で使われているのは、楽劇『トリスタンとイゾルデ』より第1幕への前奏曲と、楽劇『ニーベルングの指環』「神々の黄昏」よりジークフリートの死と葬送行進曲だと判りました。

ということでタワーレコードの普段ならスルーするクラッシック売り場へ行ってみた訳ですが、なにせクラッシックなんてほとんど聴いたことがないので勝手がわかりません。どうにか、前述の2曲が入ってしかも安い(\1200)バレンボイム指揮の『《ワーグナー:管弦楽曲集》』というのを購入。確かにあの映画全編に鳴り響いていた、重々しくて陰鬱な音楽は正にこれであると確認できて満足しました。

◆原因その3 \2590の『指環』全曲箱があった

これで一応当初の目的は達成した訳ですが、そこで見つけてしまったのが日記でも散々書いた『ニーベルングの指環』全曲箱。14枚組\2590という奴(最初に入荷した時は更に安く\1790だったらしい)。

もともと『ニーベルングの指環』というオペラというか物語にはそれなりに興味もあり、なんとなく欲しくなって来ました。\2590というとマジでCD1枚分なので別にその場で衝動買いしてもよかったのですが、衝動買いできそうでできない性格もあってネットで調べましたよ、結構。googleで「ニーベルング 全曲 安い」とかいろいろキーワード入れて検索しまくり(笑)。
その甲斐あってレビューをしてくれてるサイトが、2,3(ほんとに2,3だけ)見つかったのですが、そんなに悪くはないらしい。またオペラ入門みたいなサイトも見つかったのですが、そこには初めて聴く時には歴史的録音は避けて最近のデジタル録音の奴にした方がよい。また対訳本は必須だ、というようなことも書かれてました。

ということで、結局は\2590箱を買ってしまった訳です。そこまで墜ちたら後はもう行くとこまで行くしかない、という訳でCDの倍近い対訳本は買うわ、管弦楽集はクナッパーツブッシュだのフルトヴェングラーだの買い漁るわという現状。とうとう『指環』の2箱目も買ってしまいましたわ(虚しい笑い)。

あとは映像ですか。『指環』のDVDが2万くらい出すと売ってるんですが…。ただオペラ歌手って、ご存じのように非常に体格のよい人が多いので(笑)、声だけならともかく映像まで見ると萎えるかなあ。吹き替えで声担当の人と役者担当の人を分けるようなオペラの映像が出ないか知らん(笑)。
関連記事

T・マロリー『アーサー王の死 中世文学集I』(ちくま文庫)(3/7)

『エクスカリバー』がらみで買ったアーサー王伝説の本。15世紀にT・マロリーが書いたものを、W・キャクストンなる人物が編集・出版したものが原典。原典は莫大な量なので、この文庫版ではかなりの量が省いてある。量にすると1/3以下なので、抄訳というよりは部分訳という方がよいかも知れない。特に聖杯探求の物語部分がばっさり省かれているのは痛い。省略のせいで、読んでいても今ひとつ意味が通じなかったりする(知らない間に登場人物が死んでいたり)。またどの程度原典に逐語的に訳されているのか判らないが、今ひとつ読みにくい(特になじむまでの間)。
まあ、『エクスカリバー』は、映画化にあたってかなり話を変えているのがこれを読むとよく判る。とは言え、アーサー王伝説に興味を持った人への1冊目としてはお勧めできない。
次はT・ブルフィンチの『中世騎士物語』でも読んでみるかな?これも大半はアーサー王伝説について書いてあるらしい。
関連記事
プロフィール

freeflow

Author:freeflow
日々鬱病と未聴CDと戦いながらCD買い物依存症から抜け出せない、そんな奴です。

リンク
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR