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●サブスクの波に乗ってみた〜今更Apple Music●

最近では流行っている、というよりデファクト・スタンダードになりつつあるサブスクことSubscription service(以降SSSと略称)ですが、いろんな分野にまで広がっているようですが、当ブログでは当然ながら音楽や映像関係のSSSに食指が動くところです。


と言いながらも、CDやDVD,Blu-rayといった触れる「もの」にこだわりがあった弊社社主としては、やはり「よし!これからはSSSだぜ!」と言って乗り換える気にはなれませんでした。
そんな弊社社主でも、Apple Musicのサービスが始まった時は、確か1ヶ月無料お試し(だったかどうかは忘れた。現在は3ヶ月無料サービス)期間があったので、入ってみたものの...あまりに曲数が少ない!あれもないこれもない、まさかそんなもんまでないの?
と言う訳で、サービス開始時、どのくらいの曲数だったかは忘れましたが、そんなに多くなかったのは確か。で、これは使い物にならん、と諦めてしばらく前まで放ったらかしていうかその存在も忘れてました。
それが変わったのは、約4年半が経過したしばらく前。Appleから久々にApple Musicへのお誘いがあって、3ヶ月お試し無料期間というのに惹かれて、とりあえず入ってみたわけですわ。どんだけ変わっとんねんと。そしたら...あれもあるこれもある、まさかそんなもんまであるの?という、4年半前とはうってかわっての驚きだったわけです。
例を上げると、リル・グリーンという、戦前〜戦後に活躍したマイナーな女性ブルース・シンガーがいて、仏Classicというレーベルから3枚のCDが出てた。そのうちの、『1947-1951』だけ持っていました。で、残り2枚を探していた訳ですが、まさかと思って検索かけてみたら...あるじゃねえか。3枚とも!

と言う訳で改めて何曲くらいあるの?ということで調べてというかアップルのサイト行ってみたら、「6000万曲」と大々的に書かれていました。6000万曲というと、ものすごい数のように思えますが、自慢じゃないけど、社主のiTunes(Catalinaでは、ミュージック.app、になっているんだけどややこしいのでiTunesで行く)のライブラリには9万曲ちょっと入ってます。音楽好きで、何十年か聴いていればそれぐらいの数は貯まるもんです。とはいえ個人で6000万曲は到底無理。なんか想像するとこう、無限(に近い)音楽の海を自由自在に泳ぐような感じです。
さて、そんなApple Musicですが、特徴を挙げてみると、
①ストリーミングよりはオンデマンド系
②今まで貯めた曲とApple Musicの曲を一元管理
③おすすめプレイリストが充実
といったところでしょうか。
①はまあ、ストリーミング系ではSpotifyとかが頑張ってて、なかなかその城壁を崩すのが難しいし、まずはいっぱい曲を貯め込んでいそうなApple既存ユーザを開拓するためには、オンデマンド系で攻めるほうがよかろうと。
そこで問題になるのが②で、今までコツコツと貯めてきた曲とApple Musicにある曲をどうやって一元管理するの?例えばiPhoneで音楽聴いていて、「あ、この前買ってパソコンに読み込んだあの曲聴きたいわ」となった時、どうやるのか?Apple Music上の曲ならすぐにアクセスできるだろうけど、ローカルのパソコン上の曲にどうやってアクセスするのか?そもそもパソコンがシャットダウンしてたらどうするの?
そこでAppleが出してきたのが、iCloudライブラリ、という考え方でした。これは今流行り、というより常識になったクラウドサービスの一種で、そこにすべての曲の情報を持たせよう、というものです。考え方は判るけど、どうやってそんなことを実現するの?
そのためには、まずiTunesライブラリ上の曲と、Apple Music上の曲をひたすらマッチングする。ただする。徹底的にする。で、Apple Musicにもある曲は、Apple Musicから取って来れば良いから問題なし。問題はiTunesにしかない曲です。これをどうするか?というとなんとローカルのパソコン上から、iCloud上へアップロードしてしまう、というものです。無茶しはるな〜Appleさん。
とりあえず、これでiCloud上に双方のデータが揃ったわけで、これがiCloudライブラリというわけです。つまり、iPhone上からでも、iCloudライブラリを見に行けば、ローカルのパソコン上のものも見れる、と。
ただし、iCloudライブラリのマッチングはさすがにリアルタイムにとは行かなくて、定期的にバッチ処理で行われるので、今パソコンで読み込んだものを即iPhoneでは聴けない、まあそれくらいは仕方ないでしょう。
とまあ、ちょっと強引な手法で②をクリアしてます。で、③は6000万曲もあったんじゃ、どれから聴いたらいいのか判らん!というお悩みに対応すべく、ある程度メジャーなアーティスト○○のところを見ると、たいがい「初めての〇〇」というプレイリストが用意されてます。初めての人はこれから聴け、と。さらにメジャーなアーティスト××のところには「通のための××」というようなプレイリストもあって、知る人ぞ知る通な名曲が並んでたりするわけです。
もちろん、他にもApple謹製のプレイリストが多種多様あって、これはこれで聴くのに困る、という具合です。それに加えて、自作のプレイリストを公開することもできるので、無限(に近い)情報の海へ自己を発信することも可能です。

そんなApple Musicですが、不満がないわけではなくて、それはミュージック.app(Catalina以降は、MacOS側もミュージック.appに変わっている)の使い勝手の悪さ。とにかく、探している曲がどこにあるのか見つけにくいし、聴き方もややこしい。特に、Mac側では、ミュージック.appに変わった際に、それまで非常に使い勝手の良かったカラムブラウザという機能がばっさり切られてしまいました。多分、相当な数の反対意見が上がってきたと思われ(社主も上げました)、次のバージョンからはめでたくカラムブラウザ機能が復活!まあ、まだユーザの言うことも聞く姿勢はある、というのが判って、Apple信者としては胸をなでおろしたところです。とにかく、最近のAppleはすっかりハードウェア・メーカーになってしまって、ソフトウェア・メーカーとしてはイマイチと思っているのですが、他にもそんなふうに思われている方もいるんじゃないでしょうか?
もう一つの不満は、iCloudライブラリの曲数がMAX10万曲なこと。これでも当初25000曲だったから大幅に増えてはいるんですが、先に書いたように、本当に音楽好きな人なら10万曲くらいの音楽データは持っているはずなので、ここはなんとかしてほしいですAppleさん。無料で、とは言いません。有償で、月980円のを、1500円位にしてもいいから100万曲まで制限数引き上げる、それかむしろ無制限というギガ放題(ってどっかのケータイ会社かよ)プランも考慮に入れてほしいものです。

そんな訳で、Apple Music始めてから、音楽の聴き方が変わりました。今まではiPod Classic160GBに入るだけの曲を詰め込んで、いつでも好きな曲が聴けるように。としていたのですが、最近は朝起きて出かける前に、「今日は△△の曲が聴きたいなあ」と思ったら、自宅のWi-Fi環境下で、聴きたい曲やアルバムやらをiPhoneにダウンロードしておいて、それをオフラインで聴く、というやり方に変わりました。
Bluetoothが使えるようになったので、ワイヤレスイヤホンも買って、煩わしいワイヤともおさらばです。iPod Classic君には、入眠時の音楽を入れておいて、聴きながら眠る用に使途を変えました。
もう1つ、便利なのが、漁盤してる時に、「このCD持ってたっけ?」と思ったらiPhoneで、検索かければ持ってたかどうかすぐ判ります。ていうか、Apple MusicにあるものはCD買う必要もないので、そっちのチェックも必要ですが。これで、月980円(今の所無料だが)で、CDの購入代金が大幅に減る!と喜んでいたのですが、そうなったらなったで、半ば無理矢理にApple MusicにないCDを探して買ったり、とかしています。あとDVD、Blu-rayとかも。
後は、SSSといえば、映像系のSSSも気になるところですが、長くなったのでそれはまたどこかの機会で。

とりあえず、Apple信者の人はもちろん、別にAppleに思い入れはないけど、iPhone使ってて、iTunesで音楽管理してる人なら、Apple Music、検討して損はないと思いますよ。
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●マキシン・ブラウン『Spotlight On・Greatest Hits』について 第3回●

ということで第2回では書ききれなかった、CD『Spotlight On・Greatest Hits』の曲の出元関係のテーブルをまとめてみます。


CD『Spotlight On・Greatest Hits』(CDKEND 187)
No.曲    名※1※2以外
1Oh No, Not My BabyA1
2It's Gonna Be AlrightA2
3Ask MeA3
4I Cry AloneA4
5Coming Back To YouA5
6He Does Something To Me Aka You Do Something To MeA6
7Wonder What My Baby's Doing TonightB1
8Since I Found YouB2
9Gotta Find A WayB3
10Yesterday's KissesB4
11You Upset My SoulB5
12Little Girl LostB6
13We Can Work It OutA4
14I Don't Need AnythingA7
15Anything For A LaughA8
16If You Gotta Make A Fool Of SomebodyB1
17One Step At A TimeB3
18I've Got A Lot Of Lover In MeB5
19One In A MillionB6
20Soul SerenadeB7
21Anything You Do Is Alright※3
22He's The Only Guy I'll Ever Love※4
A5
23Slipping Thru My Fingers※4
A4
24Do It Now※4
A7
25When I Fall In Love※4
A8
26I Got Love※5
27Listen To My Heart※6
28Wrong Number, Right Girl※6


※1…LP『Spotlight On』(WDS 663)のトラックNo.

※2…LP『Greatest Hits』(WDS 684)のトラックNo.

※3…Single 『One In A Million』(WND 1117)のB-Side

※4…LP『Like Never Before』(KENT 047)のトラックNo.

※5…Single 『It’s Torture』(TOWN 110)のB-Side

※6…Previously Unissued

※7…LP『Greatest Hits』に入っていた2曲、「All In My Mind」と「Funny」はこのCDには収録されていません。



                       以 上

●マキシン・ブラウン『Spotlight On・Greatest Hits』について 第2回●

ということで第2回ですが、これで完結。する予定なんですが...。


まずは、Discogsに登録されているLPの『Greatest Hits』の曲目一覧と、今回のCDに収録されている曲目一覧との関係をまたテーブルにしてみます。
No.曲  名CD※1重複※2
A1All In My Mind
A2Oh No, Not My Baby(A1)
A3Funny
A4We Can Work It Out(13)
A5It's Gonna Be Alright(A2)
A6Ask Me(A3)
A7I Don't Need Anything(14)
A8Anything For A Laugh(15)
B1If You Gotta Make A Fool Of Somebody(16)
B2Since I Found You(A8)
B3One Step At A Time(17)
B4Little Girl Lost(B4)
B5I've Got A Lot Of Love Left In Me(18)
B6One In A Million(19)
B7Soul Serenade(20)

・※1…CD『Greatest Hits』にある曲の(トラックNo.)
・※2…LP『Spotlight On』とLP『Greatest Hits』で重複している曲の、LP『Spotlight On』の(トラックNo.)

ここで問題なのがA1とA3の2曲で、この2曲はLP『Greatest Hits』にあるにもかかわらず、CD『Greatest Hits』では収録されていない、ということになります。ちなみに同じKENT Soul/Ace Recordsから出ているもう1枚のマキシン・ブラウン編集盤『Oh No, Not My Baby: The Best Of Maxine Brown』(CDKEND 949)には収録されています。

次にこのCDでボーナストラックとして収録された8曲の出元を調べてみます。Discogsを曲名で検索した結果、次のことが判明しました。
・21曲目「Anything You Do Is Alright」は、シングル「One In A Maillion」(WND 1117)のB面曲
・22,23,24,25曲目、はKENTから出たLP『Like Never Before』(KENT 047)の、それぞれA5,A4,A7,A8曲目
・26曲目「I Got Love」は、シングル「It’s Torture」(TOWN 110)のB面曲
・27,28曲目は、今回のこのCDで初出

以上の結果を踏まえて、最後にCD『Spotlight On・Greatest Hits』の曲の出元関係をテーブルにしてみよう…と思ったのですが、長くなったのでそれは次回に回すことにします(やっぱり完結できんかった...)。
                                            
                                        続く

●マキシン・ブラウン『Spotlight On・Greatest Hits』について 第1回●

どもです。最近は聴いたCDとか読んだ本のジャケをスマホで撮ってアップするだけの、手抜き更新をしていますが、今回は久しぶりにまとも?な記事を書いてみます。


きっかけはさるボッタクリお値段高めの中古レコ屋で、めずらしくリーズナブル...とまでは言えないけど、まあ買える範囲の値段の盤があったので、購入しました。
一見、何の変哲もない2in1のCDに見えたのですが...。
そのCDが以下のものになります。
Maxine Brown『Spotlight On・Greatest Hits』
(KENT Soul/Ace Records CDKEND 187)
※画像をクリックすると、amazonのサイトに飛びます。

ジャケ写を見ると、左半分にアーティスト名のデカい表記があり、右半分にはこれまたジャケ写らしき画像が上下2枚ありますね。これは俗に「2in1」という名前で語られることの多い、2枚のLPを1枚のCDに詰め込んだ仕様のCDでは良く使われる手法です(上下2枚ではなく左右2枚にする場合もある)。そもそもタイトル名からして、『Spotlight On・Greatest Hits』というものですから、これは『Spotlight On』と『Greatest Hits』という2枚のLPを2in1にしたものだと思うのが自然でしょう。

ここで、裏ジャケに書いてある曲名その他のリストをテーブルにして書いてみます。
No.曲名発表年カタログNo.
1Oh No, Not My BabyⒸ1964Wand 162
2It's Gonna Be AlrightⒸ1965Wand 173
3Ask MeⒸ1963Wand 135
4I Cry AloneⒸ1964Wand 158
5Coming Back To YouⒸ1963Wand 142
6He Does Something To Me Aka You Do Something To MeⒸ1965Wand 173
7Wonder What My Baby's Doing TonightⒸ1965Wand LP 663
8Since I Found YouⒸ1963Wand 142
9Gotta Find A WayⒸ1965Wand LP 663
10Yesterday's KissesⒸ1963Wand 135
11You Upset My SoulⒸ1964Wand 152
12Little Girl LostⒸ1964Wand 152
13We Can Work It OutⒸ1966Wand 1128
14I Don't Need AnythingⒸ1966Wand 1145
15Anything For A LaughⒸ1966Wand 185
16If You Gotta Make A Fool Of SomebodyⒸ1965Wand 1104
17One Step At A TimeⒸ1965Wand 185
18I've Got A Lot Of Love Left In MeⒸ1967Wand LP 684
19One In A MillionⒸ1966Wand 1117
20Soul SerenadeⒸ1967Wand 1179
21Anything You Do Is AlrightⒸ1966Wand 1117
22He's The Only Guy I'll Ever LoveⒸ1967Wand 1179
23Slipping Thru My FingersⒸ1985Kent LP 047
24Do It NowⒸ1985Kent LP 047
25When I Fall In LoveⒸ1985Kent LP 047
26I Got LoveⒸ1986Town 110
27Listen To My HeartⒸ2000Previousluy Unissued
28Wrong Number, Right GirlⒸ2000Previousluy Unissued


おなじみDiscogsで『Spotlight On』を調べてみると、上記CDの1曲目〜12曲目に一致していて、ここまでは問題ありません。
問題なのはその後の13曲目〜28曲目です。これが、Discogsの『Greatest Hits』と一致していれば問題ないのですが、一致していないのです。そもそも曲数が一致していないのですが、これについてはCD裏ジャケに「All Maxine's Songs From Her Spotlight On.. And Greatest Hits ... Wand Albums Together With 8 Bonus Tracks」という1文があり、8曲は『Greatest Hits』にない追加収録曲であることが判ります。
それならと、CDの最後8曲を引いてみると、8曲が残りますが、Discogsの曲目リストは15曲ですから、まだ7曲足りません。

考えられるのは、『Greatest Hits』はその名の通りベスト盤ですから、『Spotlight On』と重複している曲があると考えるのが自然です。その重複曲が、このCDでは端折られて収録されていない、とすれば説明がつきそうですが...。はてさて?

長くなったので、以降は第2回に回します。果たして説明はつくのでしょうか?

                                               続く

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日々鬱病と未聴CDと戦いながらCD買い物依存症から抜け出せない、そんな奴です。

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