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自由浮遊社音言画ログZ

音楽と文学と映画と美術のための落書き Since 2000/7/29

☆2021年3月22日に聴いたこの1枚☆

ということで、3月頭に週イチで更新する、とか書いたわけですが、さっそく第2週を抜かしてしまいましたorz。仕方ないのでそれ以降は更新するようにします。前回の第3週につづき、第4週分をお届けします。さて、本日のこの1枚は〜、
『クロノ・トリガー ザ・ブリンク・オブ・タイム』(Squaresoft/NTT Pub PSCN 5024)

です!1995年(もうそんな前かよ...)にSFCで発売されたRPGの大作『クロノ・トリガー』のサウンドトラックのアレンジ版です。ではどのようなアレンジか?それについては帯に書いてあるので、そこを引用してみます。
「Cool Jazz, Funky Dub, Techno, World, Pop, Style. Mixed By Dennis Bovell At London」
で、聴いてみた結果、確かに上に引用した通りの感じ。1曲目はジャズっぽいですが、ベタなジャズアレンジでなく、あくまで「クール・ジャズ」。それ以外の曲も、ダブっぽかったり、テクノっぽかったりしますが、いずれも「ベタ」ではない、ちょっとスカした形のアレンジとなっています。さらには、オリジナルの楽曲のメロディやサウンドも、あまり強調されていず、曲によってはアクセントくらいにしか使われていなかったりします。
なので、オリジナルのサントラが好きだ(った)と言う人も、これを聴いて手放しでは喜べないような気がします。まあ、うまくハマれば面白いんですがね...。基本的には、オリジナルサントラをうまく使ってはいるけど、別作品と考えたほうが良いのでは?と思います。そこで気になるのが、引用した内容にあった、「Mixed By Dennis Bovell」という部分。この、デニス・ボーヴェルという人物。なかなか多彩な人のようですが、このアルバムを作るにあたって、どこまで噛んでいるのか?という問題。
ちなみに、ブックレットのクレジットには、
「All Arranged By Guido Are Hiroshi Hata And Kalta Ohtsuki Except. M.6 Strings And Horns Arranged By Gizaemon De Furuta (中略) Mix Dennis Bovel」
とあります。
「Arranged」と「Mix」がどういう風に違うのか、よく判りませんが、とりあえず色んな人が原曲を弄った結果出来た音楽、という解釈がよさそうです。
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☆2021年3月16日(火)に聴いたこの1枚?☆

と言う訳で、週イチくらいで更新したいなどと言いながら3月も後半へ突入!こりゃ大変だ!ということで更新します。確か2回目だと思うけどApple Musicからの1枚?...ではないなもはや。実体のない電子データですが。おまけに100曲入ってるし。と言っていてもしかたないので参りましょう。本日の1枚?は...、
Various Artists『Musette forever : 100 tubes pour danser musette』(Apple Music)

です!「Musette(ミュゼット)」と呼ばれるダンス用アコーディオン音楽を100曲!並べた(収録した、という感じではないわな。電子データの場合)コンピ盤?です。ヴォーカルの入ってるのもあるけど大部分はインスト。で、今日の昼過ぎから外で聴き始めて、今現在(20時49分)ようやく82曲目。終わりが見えてきた、というところです。
なにせ100曲もあるから、内容のほうはバラエティに富みに富みまくってます。昔ながらのミュゼットのスタンダードあり、世界各国の有名曲あり、ついにはハイ・ファイ・セット(ユーミンと呼ぶべきか)の「フィーリング」のカバーまで!で、この「フィーリング」のカバーを演奏してるのが、この100曲中結構な割合を占める「ERIKA」という日本人っぽい名前のアーティスト。「EIKA アコーディオン奏者」とかでググってみたけど何も引っかからず。有名なアコーディオンのモデルに「Erica」というのがあるというのは判りましたが...。
それならとミュージック.appで検索してみると、アコーディオンを抱えた、それらしい人がヒットしましたが、ジャケ写ならぬアートワークの顔をみたところでは日本人ではなさそう。まあ、「Erika(Erica)」という名前は欧米でもポピュラーですからね。
そんな訳で今日は1日中(現在も)アコーディオンの音色を聴いてきた訳ですが、全然飽きません!アコーディオンって、奥の深い楽器ですなあ...。そもそもなんでアコーディオンの楽曲が好きになったか?と言えば、ケイジャン/ザディコからの影響もありますが、もっと遡るとチャラン・ポ・ランタンの小春姉さんがスタートっぽい。小春姉さん、ソロ・アルバム出さないかなあ...。2500円くらいなら買うよ。

☆2021年2月21日(日)〜2月23日(火)に聴いたこの3枚

ということで今日は大幅に掟破り!「この1日」でもなければ「この1枚」でもないっていう...。まあ、いままでも2枚組とか3枚組とかはありましたけど、今回はバラの3枚ですからね。アーティストは同じだけど。だんだんこの連載の意図が不明瞭になってきましたが、いいんです。「俺がルールブックだ」の世界であります。
などと訳の判らないことを言ってないで、それでは参りましょう。本日...じゃない、この3日間の、この3枚(ああ、やりにくい)は〜、
エディー・ボー『Hole In It』(Soulciety me 00672)
   々   『We Come To The Party』(Bo-Sound カタログNo.なし)
   々   『Nine Yards Of Funk』(Bo-Sound Records EJBO999)

です!エディー・ボー三連発!なぜに三連発かと言えば、この3枚、入手時期も場所も一緒、某中古レコード屋に3枚揃って落ちてたのです。既に何回も言ってますが、私はオールorナッシングの人。こういう場合、1枚だけ買うということが出来ない性格。で、結局3枚とも購入して帰った、あれはもう随分昔の話。
それをなんで今頃引っ張り出したか?と言えば、 CD棚の最下層に埋もれていたのが近年発掘されたからであります。で、1枚聴けばもう1枚聴きたくなる、さらに1枚、と言う訳で1日とは行きませんでしたが、3日連続で聴いたのです。そして、中身はほぼ一緒!まるで金太郎飴のようにどこを切ってもエディー・ボー、エディー・ボー、エディー・ボーです。
エディー・ボーと言えば、若い頃はバリバリにファンキーな音を出すアーティストでしたが、この3枚、録音時期は、1998年と2001年。Wikipediaに拠れば彼は1930年生まれとのことなので、これを録音したのは。68歳と71歳。既に枯れ果てて淡々と音を紡ぐ...ようにも聴こえますがよく聴けばそうじゃない!リズムの底の方に、ほら、ファンキーでギトギトに脂ぎったエディー・ボーの姿が見えてきませんか?

☆2021年2月7日(日)に聴いたこの1枚☆

あっ!気がついたら2月も中旬に入ろうとしてるじゃねえか!まあ、パソコンのトラブル&修復作業でCD聴けなかったというせいもあるんですが、その作業も一段落したんでどんどん聴いていきますよ〜。ということで。今日のこの一枚は〜、
ザレハ・ハミッド『アスマラ』(Bomba Records BOM2024)

です!ジャケ写を見てもらえば、どんな音か想像できると思いますが、想像どおりの音です。妖艶な情熱(言い方が古いな)あふれるコテコテのジャケ写ですが、中身のほうもそのとおりコテコテ!具体的には日本の演歌を東南アジア風にスパイスやらフレーバーやらをてんこ盛りに打ち込んでかき混ぜた、みたいな。
まずは1曲目「Dangdut Reggae II」の出だしでもうノックアウトされてしまいます。タイトルどおり、ダンドゥットのレゲエ風アレンジ曲なんですが、レゲエ風味は少なめ。その分東南アジアというか、マレーシア臭たっぷりです。
1991年発行とかなり古いCDなんで、ザレハ・ハミッド嬢が今どんな状況になっているかも判りませんが、Wikipedia(マレー語)によると存命ではあるようです。

☆1月24日に聴いたこの1枚☆

さて、今回は似たような盤が2つあって、どちらを取り上げるか迷ったのですが、結局こっち!(理由はこのあとすぐ!)
Various Artists『クロンチョン・モリツコ〜クロンチョン・ヴォーカル集』(Gema Nada Pertwi/Omaatoki SC-6104)
Kroncong01_back.jpg

です!今回は珍しく?1枚組です。で、ブツはインドネシアのやや伝統歌謡、クロンチョンのCDなのですが、同じようなのを2枚聴いてしまって...。どっちにしようか迷った末、ジャケのイラストが激しく秀逸なこちらを選ばせていただきました。ボツになった盤、ごめんなさいね。
さて、今回はクロンチョンの盤を取り上げるのですが、「クロンチョンって何?」と言う人は、Wikipediaでも見てもらうとして、「やや伝統歌謡」と書いたのは、過去の伝統の上に成り立っていますが、まだ現役というところです(弊社はまだ1990年代前半の様子しか認識しておりませんので、2021年現在は違っているかも知れません)。
特徴として、楽器は一部の弦楽器を除き、ギター、ベース、フルート、ヴァイオリンなど西洋の楽器が使われています。このへんは打楽器や管楽器として古来からの楽器を使っているポップ・スンダあたりとは異なるところです。
一聴して受ける印象は、独特の「哀愁」。悲しげ、という程ではありませんが哀愁あふれるメロディが胸を打ちます。もちろん明るい曲もあるのですが、それすらも聴いた後にはなにか物哀しい感情が残ります。フルートやヴァイオリンの多用も、それに拍車をかけています。インドネシアのポップ・ミュージックを聴く上では、避けて通れないでしょう>クロンチョン。
後は、なんとも味のあるジャケのイラストですが、描いたのは、笹尾俊一という人。絵本を何冊か出している他、『ジャズストーリィ―ルイとビリーとレスターと』という本も出しています。これは是非とも入手して読んでみたいところです。