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●迷盤奇盤珍盤 第3回  Swing, Swing?, Swing!

ということで、第3回をお届けします。だいぶん間が空いてしまいました。実は5月上旬から書き始めてはいたのですが、後半部分へなかなか進めず。2ヶ月もかかってしまいました。これではいかんですね(反省)。

今回はちょっと変化球というか、イレギュラーな感じです。というのは、4枚組ボックスセットの中の2枚目だけを取り上げる、という形になるので。
そのボックスセットは、おなじみProper Recordsの出している4枚組シリーズの1つ、『Swing Tamzen Verboten! Swing Music And Nazi Propaganda Swing During World War II』(Proper Records PROPERBOX 56)。ドイツ語のタイトル前半を直訳すると、「スウィングダンス禁止!」となります。

で、その2枚目には、「Charlie And His Orchestra: Nazi Propaganda Swing」という名前がついています。
swing002.jpg
第二次世界大戦中、日本ではジャズなどの英米の音楽は、「敵性音楽」として取り締まられましたが、ドイツでも多少異なりますが、ジャズ、特に当時大流行していたスウィングジャズは取り締まられました。その一方で、英米向けのプロパガンダ(政治的宣伝行為)として、逆にジャズを使用することもありました。
そのへんの経緯は、辻田真佐憲さんの『たのしいプロパガンダ』という本に書いてありますので、引用してみます。

英国人を引きつけたナチのプロパガンダ放送
 第二次世界大戦中、ドイツは「こちらドイツ」(GermanyCalling)という対外プロパガンダ放送を行った。とりわけ、英仏海峡に隔てられて手が出せなかった英国に向けては熾烈な電波戦争が繰り広げられた。(中略)
 また、「こちらドイツ」は英国人のリスナーを獲得するため、人気のジャズも活用した。そのために、一九四〇年四月にルッツ・テンプリンをリーダーとするジャズバンド「チャーリー・アンド・ヒズ・オーケストラ」を結成させた。「チャーリー」とは、ヴォーカルのカール・シュヴェートラーの愛称だった。
 ナチ・ドイツにおいてジャズは危うい音楽だった。一方では、「非ドイツ的音楽」「ユダヤ音楽」「文化ペスト」というレッテルを貼られて弾圧された。しかしその一方で、若者の息抜きに使えるということで比較的放任されてもいた。ただ、対外プロパガンダで使用する分には何の躊躇も必要なかった。(中略)
 それはともかく、「チャーリー・アンド・ヒズ・オーケストラ」は様々なプロパガンダ・ジャズを制作した。彼らのやり方は巧妙だった。まず、人気ジャズの一番の歌詞を原曲のまま吹き込む。こうしてリスナーを引きつけたところで、おもむろに替え歌された二番が始まる。そこでは、これまでとは打って変わって、「英国はまもなく壊滅する」「チャーチルはユダヤの手先」という歌詞が紛れ込まされたのである。のちに米国が参戦すると、米国やルーズヴェルトを茶化した歌詞が組み込まれた。(後略)

辻田真佐憲『たのしいプロパガンダ (Japanese Edition) 』(株式会社イースト・プレス) ( Kindle 版. 2015年12月31日電子書籍発行日)

この記事の引用内容で、筆者の書きたかったことはほぼ書き尽くされています。

さらに、このボックスセットのブックレットには、チャーリー&ヒズ・オーケストラについて、もっと詳細な事実が書かれていますが、それは各メンバーの生い立ちや楽団に参加するまでの経緯が主で、そこまで踏み込むことは考えていません。
ただ、彼らの音楽性について言及した部分がありますので、例によってスマホのOCRソフトで読み込んで、Google翻訳で翻訳したものを、適当に違和感がないように筆者が修正したものを上げておきます。カッコ内は筆者が付け加えたものです。

(ルッツ・)テンプリン自身がウィリー・バーキングやフランツ・ムックのような彼のバンドのメンバーと一緒に書いたアレンジは、主にその当時のアメリカのスイング・ナンバーに見られる標準的な特徴と、ブロードウェイ・ミュージカルやハリウッド映画などアメリカ人が息長く愛好する曲からできていました。
チャーリー&ヒズ・オーケストラがヨーロッパで最高のジャズ・ミュージシャンの何人かを擁していた、という事実にもかかわらず、バンドはホット・ジャズを生み出すことができませんでした。彼らのプロパガンダのためのスイング・ナンバーは(プロパガンダ用に)調整され、幅広いターゲットの聴衆に気に入られるように曲が選択されました。ポール・ホワイトマンを「ジャズの王様」と見なし、グレン・ミラーをスイングの最大のものと見なす聴衆のためにです。そのため、チャーリー&ヒズ・オーケストラの音楽は、数少ないソロ部分のみが優れたものでした。
その結果、ドーシー・ブラザーズまたはグレン・ミラーのような型にはまったスイングが生み出されました。

以上で、このボックスセット2枚目の曲の由来や曲調については、理解してもらえたと思います。以降では、実際の曲を聴いた印象に言及していくつもりですが、その前にブックレットの曲目一覧をまたOCRソフトで読み込んだものを上げておきます。

DISC TWO - CHARLIE AND HIS ORCHESTRA: NAZI PROPAGANDA SWING
1. YOU'RE DRIVING ME CRAZY (Donaldson) 1940
2. STORMY WEATHER (Koehler, Arlen) 1940
3. WHEN DAY IS DONE (Katscher, De Sylva) 1940
4. I WANT TO BE HAPPY (Caesar, Youmans) 1940
5. YOU CAN'T STOP ME FROM DREAMING (Friend, Franklin) 1940
6. I'M PUTTING ALL MY EGGS IN ONE BASKET (Berlin) 1940
7. THE KING'S HORSES (Gay, Graham) 1940
8. ST. LOUIS BLUES (Handy) 1940
9. SLUMMING ON PARK AVENUE (Berlin) 1940
10. I'LL NEVER SAY NEVER AGAIN (Woods) 1946※1
11. DINAH (Young, Alcst, Lewis) 1941
12. GOODY, GOODY(Malneck, Mercer) 1941
13. F. D.R. JONES (Rome) 1941
14. AFTER YOU'VE GONE (Creamer, Laylon) 1941
15. MAKIN WHOOPEE (Donaldson, Kahn) 1942
16. BYE, BYE BLACKBIRD (Henderson, Dixon) 1942
17. JAPANESE SANDMAN (Egan, Whiting) 1942
18. THE LAMBETH WALK (Gay, Furber, Rose) 1943
19. YOU STEPPED OUT OF A DREAM (Brown, Kahn) 1943
20. I DOUBLE DARE YOU (Eaton, Shand) 1943
21. MISS ANNABELLE LEE (Clare, Pollack, Richman) 1943
22. HOLD TIGHT (Kent, Brandon, Ware, Spotswood) 1943
23. DIE TROMMEL UND IHR RHYTHMUS (Brocksieper) 1944※2

※1…10曲目の録音年のみ、「1946年」と戦後の年になっていますが、チャーリー&ヒズ・オーケストラは終戦とともに解散したはずであり、ブックレットにもこの曲について言及した部分はないため、単純に「1940年」または「1941年」の誤植だと思われます。


※2…23曲目のドイツ語の曲名は、英語に直すと、「THE DRUM AND IT'S RHYTHM」となります。


ということで、とりあえず通して聴いてみました。1曲毎の感想は煩わしいので(23曲もある)、全体的な感想のみとしますが、このCDは基本的に編年体で収録されているので曲の変遷が判ります。
初期の曲は。前半はいいのですが、後半で歌詞(というより語り)がメインになります。「語り」の内容はウィンストン・チャーチルの悪口や、英国軍(アメリカが参戦後はアメリカ軍も)の腰抜けぶり、それに対してドイツ軍の優秀さ、勇敢さをアピールする内容です。
英語なので内容がはっきりとは聞き取れませんが、それでも聴いていて気持ちの良いものではありません。これではプロパガンダというよりは、逆効果ではないかと思われます。
その反省からか、中期〜後期の曲では、やや「語り」がマイルドになり、さらには、「語り」から曲に乗った「歌詞」へ進化したような曲が多くなっていきます。中には、歌詞もほとんどなく、普通のジャズとして聴けるものもあります(最後の「DIE TROMMEL UND IHR RHYTHMUS」に至っては完全なインスト曲です)。
しかし、曲調はやはりグレン・ミラーかドーシー・ブラザーズかという、型にはまったものが殆どです。曲によっては、いろんな楽器がソロをとるものもありますが、ジャズとして評価できるのは、このソロ部分だけではないでしょうか?ブックレットにあった、「チャーリー&ヒズ・オーケストラの音楽は、数少ないソロ部分のみが優れたものでした。」という記述のとおりです。

【総括】
ということで、解説してきましたが、これは「迷盤」「奇盤」「珍盤」のどれに分類すべきか?「迷盤」ではないでしょう。「名盤」になるはずが裏返って「迷盤」になった、というものではないですから。では「奇盤」か?確かに「奇しい」盤ではあります。でも戦後数十年経った今では、「珍盤」(「珍しい」ではなく、「ヘンテコ」という意味で)とも言えるでしょう。なかなか判定が難しいところですが、ここは敢えて「奇盤」とします。再び、このような形で音楽が使用されるようなことがないことを願って。

最後に、何かの曲のYutube動画でも貼ろうと思いましたが、「Charlie And His Orchestra」で検索すると、結構引っかかるので、適当に検索してみてください。

                       了
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●迷盤奇盤珍盤 第2回 謎の美女ジャケ!暗号解読せよ!!

ということで、意外に早く、第2回をお届けします。例によって大げさなタイトルがついてますが、気にしないで先へ進みましょう。

今回はぐだぐだ言う前に、ジャケ写を見てもらいましょう。
これです!↓

※クリックで拡大写真が見れます。
どうですか?少しとうが立ってる気もしますが、なかなかの美女ではないでしょうか(個人的好み入ってます)?
ちなみにブックレット裏には、若い頃の写真も載ってますよ〜。
いきなりジャケ写出したのは、アーティスト名も、アルバム名も、暗号で書かれているからです...な訳はないので、これはロシア語圏で使われているキリル文字という奴です。それは知ってますが、読み方までは判らない...。よく見ると、MだのaだのCだのeだの、英字でおなじみの文字もありますが、読み方まで同じとは限りません。全然知らん字も多いし...。
どこかに、英語で書かれた情報はないものか?表ジャケにはないのは既に見てのとおりです。裏ジャケもこんなです。ついでにCDのレーベル面までキリル文字オンリーです(めんどくさいので写真撮りませんでしたが、ブックレットの解説もキリル文字オンリーでした)わずかに裏ジャケの16曲目のところについてる吹き出しの「New!」というのが英語ですが、これだけではなんの手がかりにもなりません。

とりあえず、キリル文字を英字に変換したいので、それっぽいキーワードで検索すると、キリル文字をラテン文字に変換というサイトが見つかりました。自動変換機能もついてますが、そもそもキリル文字をどうやって入力したらいいのか判らない訳で...orz。
仕方ないので、とりあえずジャケ写一番下の、アーティスト名と思われる文字列を、対比表を見て変換してみます。
変換第1回結果
No.キリル文字英 字
1.
2.юju
3.
4.мm
5.иi
6.
7.аa
8.СS
9.еje
10.нn
11.цc
12.иi
13.нn
14.аa

ファーストネームの1番目と6番目の「A」から中線を抜いたような字と、3番目の英字の「g」っぽい字が変換表には見当たりませんでした。

仕方ないので、また色々と検索した結果、3番めの「g」っぽい文字の変換についてヒットしました。
Yahoo!知恵袋:キリル文字の斜体で、英語アルファベット、小文字のGに似た文字はありますか?
この結果、「g」に見えたものは、キリル文字斜体の「д」で、英字の「d」になることがわかりました。
変換第2回結果
No.キリル文字英 字
1.
2.юju
3.дd
4.мm
5.иi
6.
7.аa
8.СS
9.еje
10.нn
11.цc
12.иi
13.нn
14.аa


後は1番目と6番目の、「A」から中線を抜いたような字です。これは結構苦労しましたが、なんとか解答を見つけました。
RUSSIAN LANGUAGE, アルファベット・基本単語:ロシア語のアルファベット一覧をブロック体と筆記体で。
この結果、「A」から中線を抜いたような字は、キリル文字筆記体で、ブロック体に直すと大文字は「Л」、小文字は「л」に相当することが判りました。英字だと「L」と「l」になります。なんでブロック体の中に筆記体を混ぜるのか判りませんが、その方がかっこよく見えるからでしょうか?
変換最終結果
No.キリル文字英 字
1.ЛL
2.юju
3.дd
4.мm
5.иi
6.лl
7.аa
8.СS
9.еje
10.нn
11.цc
12.иi
13.нn
14.аa

これでアーティスト名のキリル文字表記と英字表記が解読できました!
キリル文字:Людмила Сенцина
英字:Ljudmila Sjencina


さて次は左下隅のアルバム名と思われるものですが、正直変換表を見てちまちまやるのはめんどくさくなってきました。ひとまず、判明したアーティスト名のキリル文字でググってみます。
結果、「リュドミラ・センチナ/Ljudmiia Sjencina」というロシア(ウクライナ)の結構有名な歌手だと判りました。
アルバム名の方ですが、そんな有名な歌手なら、かのDiscogsにあるのではないか?そこでとりあえずキリル文字の方で検索してみると...、ありました!さすがDiscogs!
Людмила Сенчина ‎– А Любовь Смеется И Поет
これでアルバム名の方も、キリル文字での表記が判明したので、↑に出てきた、キリル文字をラテン文字に変換というサイトで変換してみました。
А Любовь Смеется И Поет → A Ljubov Smjejetsja I Pojet
となりました。この変換結果をおなじみGoogle翻訳先生にかけてみましたが、「リュボフ・スムジェジェジャIポシェット」というカタカナでの読み方は出てくるものの、日本語そのものへの翻訳はしてくれませんでした。
次にOnline ロシア語 日本語 通訳というサイトで変換してみると、何故か日本語ではなく英語に変換されました→「And Love Laughs And Sings」。日本語にしてみると、「そして愛は笑い、歌う」とでもなるのでしょうか。

ということで、アーティスト名もアルバム名も判明して一件落着、というところで、そもそもこのCDをどうやって入手したのか?という事情を、流々浪々日記の該当するところ、2020年2月7日の項から引用してみると...、
(前略)それから第2ビルへ向かって歩くが、途中にDVDやらBlu-rayやらVHSやら売ってる店がある。中古品は少ししかないが、結構安いので中古品のみ漁るが、なにもなし。店外に置いてあったCDの投げ売りエサ箱を見てみる。(中略)もう1枚はこれが問題盤で、ジャケ写は金髪の中年美女が微笑んでいるものだったが、書いてある文言が全てキリル文字!わずかに16曲収録だが最後の1曲のところに「New!」とかいうロゴがあるのが唯一の英語。キリル文字って、AとかMとかBとかCみたいな見覚えのあるローマ字文字と(でも発音は全然違ってたりする)、全くなんと発音するのか判らない文字が混ざっていて、読めそうで読めないところがちょっと苛立つ。
どうしようか迷ったが、こちらも300円(税抜)だったので、ネタにもなるかと思って買ってみることに。しかし、おそらくはロシア(またはその周辺のキリル文字使用する国)内でしか流通してないと思える盤が、なぜ日本の、それも怪しげなDVD・Blu-ray店の店頭ワゴンに辿り着いたものか、その経緯が判ればなあ...。(後略)


■総括
さて、この盤ですが、一応聴いてみましたが、なかなか良質のポップという感じですが、「名盤」とまでは言えないという印象です。かと行って、変なところがあるわけではないので、「迷盤」とも言えませんね。「奇盤」というほど奇しいところがあるわけでなし(まあ、キリル語について全く何も知らない人が見たら怪しく思えるかもしれませんが...)。
結局、日記でも書いたように、なかなか見かけない、珍しい盤なのはまちがいないので、本来の意図とは異なりますが、「珍盤」と認定します!

※楽する方法
後から思いついたもっと楽する方法です。それは、最近流々浪々日記の4月19日の項に書いた、スマホのOCRソフトでスキャンすること。その時使ったOCRソフト、Textscanは、確か多言語対応してたはず。その中にロシア語があれば......ありました!ということで早速ジャケ写をスキャンしてみると、
Любовь
смеется
и поет
Людмила Сенчина
という結果でした。なぜかアルバム名最上段の「А」だけ読み取ってくれませんでしたが、後は正解っぽい。

※もっと楽する方法
更に楽する方法です。調査中、CDを一応、中身も聴いてみるか、ということで、iTunesじゃなかったミュージック.appに突っ込んでみる...あ、CDDBから情報取ってくるはずやん!さてキリル文字か、英字か?...
スクリーンショット_2020_04_22
英字でした...。ということで、今度は逆で英字からキリル文字に変換するところはないか?と思ってググったらありました。ローマ字キリル文字変換。ここで、CDDB上の英字からキリル文字に変換できます。

                            了

●迷盤奇盤珍盤 第1回 シャーリー・バッシー、大いにジェームス・ボンドを唄う Part.2

前回までのあらすじ:
それは某市のブックオフの投げ売り棚から発見されたいかにも安っぽい1枚のCDだった。「シャーリー・バッシー?007のテーマ曲を全部?...おもしろそうなCDじゃないか」彼はそのCDをレジへ持っていった。そこからこの物語は始まる...。


なんか変なあらすじから始まりましたが、いよいよ実際にCDを聴いてみての感想を書いてみたいと思います。
『シャーリー・バッシー 映画007テーマ曲集/Shirley Bassey Sings Bond』(輸入元:蝶理株式会社 発売元:キープ株式会社/Tring International KA-011)

  1. 美しき獲物たち/View To A KilI (オリジナル:デュラン・デュラン)
    それでは1曲目聴いてみましょう...てうわなんだこれ!ドラムはバリバリの打ち込み。そこにのっかるシンセ音のまた安っぽいこと。「チープ」というより「プアー」と言ったほうが的確な表現でしょう。
    それでもバックの音楽だけ聴いている分にはまだなんとかならないでもない(おそらく限度まで限られた資金と時間なりには奮闘している)のですが、そこへシャーリー・バッシーのヴォーカルが入ってくるともういけません。シャーリーはいつもどおり、情感を込めて歌い上げますが、それはバックの音とはまさに水と油。かえって安っぽさが全面に打ち出されてしまいます。
    それでも、サビの部分での熱唱はさすがにシャーリーで、一瞬、バックの音の存在を忘れさせてくれます。う〜ん、アカペラで聴いたほうが何百倍もマシだなあ...。
    ということで嫌な予感しかしませんが、2曲目へ行きます...。

  2. 私を愛したスパイ/Nobody Does It Better (オリジナル:カーリー・サイモン)
    ということで、これも酷いです。1曲目の「美しき獲物たち/View To A KilI」は、オリジナルのデュラン・デュランの曲がそもそもシンセ音が主体で(もちろん同じシンセでも雲泥の差がありますが)まだしもだったのですが、このカーリー・サイモンが優しく唄うオリジナルは、基本アコースティックでオケも入る演奏(2箇所ほど、当時流行りだったシンセ・ドラムが使われてますが)。シンセで同じ音にするのは根本的に無理があります。
    シャーリーは、この曲ではオリジナルのカーリー・サイモンにならって、あまり声を張らずに、穏やかに歌っているのですが、それこそ猫に小判、どうしても、安っぽいバックの演奏に耳が行ってしまう...。
    なんとか、バックの演奏だけ省いて、アカペラにできないものか...。

  3. ロシアより愛を込めて・007危機一髪/From Russia With Love (オリジナル:マット・モンロー)※1
    ということで3曲目。まずオリジナルの方から聴いてみたのですが、バックは基本オケ。なかなか豪奢なアレンジです。で、このCDの方ですが、もはや編曲家も演奏者も、オリジナルと同じ(よう)にすることは諦めてしまったのでしょうか。一歩引いた演奏に終始してますが、かえってその分ましなような...。
    シャーリーの歌は安定してますが、さすがにやる気が失せてきたのか、ラスト、オリジナルのマット・モンローが高らかに歌い上げている部分も、イマイチ力が入っていないような気がします...。

  4. 愛はすべてを越えて(女王陛下の007)/We Have The Time In The World (オリジナル:ルイ・アームストロング)※2
    さて、4曲目のこの歌。オリジナルでは格調あるオケの音をバックに、サッチモがあの独特の節回しで歌うわけですが、このCDでは、ここへ来て何をトチ狂ったのか、オリジナルとは全く編曲を変えて、しかもそれが謎のレゲエ風だって言う...。
    多分シャーリーも歌いにくかったんでしょうね。もともと、サッチモに対抗するのはかなりの力技がいったはず。どちらかと言えば平坦な、メリハリの効いていない歌になってしまってます。

  5. 007は二度死ぬ/You Only Live Twice (オリジナル:ナンシー・シナトラ)
    オリジナルは、007映画テーマ曲では個人的に好きな曲です。イントロのヴァイオリンの高音がたまりませんな。
    で、このCDですが、前の曲のレゲエ調アレンジにはさすがに反省したのか、まともになってます。まともと言っても、オケのヴァイオリンにはかなうはずないので、うまくごまかしてます。その辺が段々腕が上がってきてます。とはいえ、シャーリーのヴォーカルと水と油という構図はまったく変わりませんが。
    シャーリーの熱唱は、どちらかといえば平板な歌い方のナンシー・シナトラに比べると、いい感じです。個人的にもうまく歌えた感があったのでしょうか、この歌には後日談があります。それは補足3で。

  6. ダイアモンドは永遠に/Diamonds Are Forever (オリジナル:本人)
    初のオリジナルも歌ってた曲です。オリジナルに比べると、ややテンポ遅い感じです。ここへ来て、バックの面々も少しコツを掴んできたのでしょうか。チープさは変わりませんが、なるべくシャーリーのヴォーカルを邪魔しないようなアレンジになっています。

  7. 死ぬのは奴らだ/Live And Let Die (オリジナル:ポール・マッカートニー&ウィングス
    これもいい曲ですね。やや平坦な歌い出しから、サビの部分で爆発して、その後ぐっとテンポアップする、そのあたりがいかにもポール・マッカートニーだなあ、という気がします。
    このCDでは、とりあえずなんとか原曲に近づけようと、編曲家も演奏者も頑張っている感じはします。しますが、残念ながらあまり成功しているとは言えません。シャーリーの歌も、いつもどおりの情念こもった歌ですが、やや肩に力が入り過ぎ、という感じもします。ポールのいい力の抜け具合と比べると、ですが。

  8. ムーンレイカー/Moonraker (オリジナル:本人)
    2曲目のオリジナルも歌ってた曲です。オリジナルでは、バックの演奏はやや引いた感じでしたが、このCDでは一歩前に出てます。って、ヴォーカルより目立ってどうする、てツッコみたいところです。
    シャーリーの歌は、オリジナルとあまり変わりませんね。まあ、同じ人が歌っているから当たり前といえば当たり前ですが...。

  9. ユア・アイズ・オンリー/For Your Eyes Only (オリジナル:シーナ・イーストン)
    この曲も1曲目のデュラン・デュランと同じく、オリジナルがシンセ・ベースの曲なので相性は良い...と思ったのですが、そうでもないようで、なにかオリジナルの逆を無理に行こうとして道を外れている感じです。素直にオリジナル通りに演奏していれば、もう少しなんとかなったのではないか?と思えます。
    シャーリーのヴォーカルはさすが経験を積んでるだけのことあって、シーナ・イーストンとは比べ物になりませんね。シーナ・イーストンも、単体で聴くとけっして悪い歌手ではないと思うのですが、相手が悪すぎです。

  10. オール・タイム・ハイ(オクトパシー)/All Time High (オリジナル:リタ・クーリッジ)
    オリジナルは、いきなりサックスから始まる、というどう考えてもシンセで再現できるはずないというものでしたが、それについては編曲家も諦めたのか、オリジナルとはかなり異なる編曲をしていて、結構頑張ったほうではないか、と思えます。でも、チープなシンセ音がそれを台無しにしているわけで、もう少し金と時間をかけていれば...てこれはすべての曲に言えることですが...。
    ヴォーカルの方は、割と素直な歌い方をするリタ・クーリッジに比べると、シャーリーは情念たっぷりに歌い上げていて、これはこれで魅力的です。

  11. サンダーボール大作戦/Thunderball (オリジナル:トム・ジョーンズ)
    オリジナルは、かなり豪奢というかやかましいオケがバックで、下手な歌手ではバックに埋もれてしまいそうですが、そこはさすがにトム・ジョーンズ、バックのやかましさに負けない力の入った歌唱力を見せつけてくれます。
    対してこのCDでは、バックの面子はまたしてもどうせ敵う筈もないのに、オリジナルを再現しようとしていて、当然ながら失敗しています。
    シャーリーのヴォーカルは、トム・ジョーンズに負けない力入ったもの。この2人のデュエットしてるところ、見たかったなあ...と思って検索したら、別曲ですがありましたよYouTubeに。なんでもあるなあ>YouTube

    削除済みだったらごめんなさい。

  12. ゴールド・フィンガー/Goldfinger (オリジナル:本人)
    さて、いよいよラストの1曲です。私はシャーリー・バッシーと言われると、真っ先にこの「ゴールド・フィンガー」が浮かんでくるのですが、大トリに持ってきたところを見ると、本人も自分を代表する曲、と思ってたのでしょうかね...。
    オリジナルのバックは、かなり起伏に富んだ激しいもので、これをドラムとシンセだけで再現するのは到底無理...と思ってたら、案の定えらく大人しいものになってしまいました。シャーリーのヴォーカルがあるからなんとか最後まで保った、という感じですね。最後の最後がこんな終わり方では寂しすぎます...。


※1...オープニング・テーマ曲ではなくエンド・タイトル曲
※2...オープニング・テーマ曲ではなく挿入歌

■総括■
まあ、聴く前から大体予想はしてましたが、案の定、チープなバックの編曲と演奏がシャーリー・バッシーのヴォーカルの足を引っ張る、という結果になってしまいました。
そんな訳で、このCD聴いての感想はイマイチ、というよりネガティヴなものに(シャーリー・バッシーのヴォーカルは置いといて)ならざるを得ません。
ここは、きちんとお金と時間と手間をかけて作っていれば、名盤になったかもしれないのに、なりそこねた、ということから、名盤ならぬ迷盤、と認定したいと思います。

補足1
そういう訳で、このCDの音源の出来の悪さについては、おそらくシャーリー・バッシー側もそう思ったのでしょうか。いったんこの音源の発表は見送られます。しかし後日シャーリー・バッシー側の許可なく発売されてしまい、結果的に裁判沙汰にまでなります。
その辺の事情は、英語版ウィキペディアの「Bond Collection」という項にまとめられていますので、Google翻訳で日本語にしたものを引用してみます。

1987年の初めに、バッシーはジェームズボンドのテーマのアルバムを録音することを計画していたと発表しました。 このアルバムは、No.Dr。の25周年を記念して1987年にリリースされる予定でした。彼女は、1987年5月3日にテレビ番組「Live At The Palladium」でプロモーションし、「A View to a Kill」と、 ジェームズボンドメドレーを行いました。

Basseyは、理由がはっきりしないままアルバムをリリースしないことに決めました(レコーディングの品質に満足していなかったと考えられています)。 しかし、5年後のアルバムは、1992年9月20日にICON RecordsのレーベルからThe Bond Collectionとして、1994年1月10日にTRING RecordsからBassey Sings Bondとしてリリースされました。 Basseyは法廷で訴訟を起こし、1995年5月5日、アルバムの今後の製造または販売を阻止するため、Icon Entertainmentに対して永久的な差し止め命令が出された。 既存の売れ残りのコピーはすべて販売を中止され、CDは現在欠品しています。(後略)


という訳で裁判ではシャーリー・バッシーサイドが勝訴して販売差し止め、在庫品の回収まで行われた訳ですが、ではなぜこのCDが存在しているのでしょうか?

1つ注目したいのは、上の引用文を見る限り、差止命令が出されたのは、Icon Entertainmentに対してで、TRING Recordsについては記述がありません。何故そうなったかは不明ですが、TRING Recordsについては、差し止め命令が出なかった、またはもともと訴えられていなかった、という可能性があります。

もう1つは、TRING Recordsが出した、『Bassey Sings Bond』と、今回のCD、『Shirley Bassey Sings Bond』は別物だということです。『Bassey Sings Bond』について、Discogsで検索してみると、出てくるのはこれです。今回のCDとはジャケ写が違いますね。内容については同じものだと思いますが。
今回のCDには、発表年が記載されていないので、いつ頃出されたものかは判らないのですが、遅くとも1996年には出されていたようです。というのは、今回の記事とだいぶん内容がダブっている(マネした訳ではありませんよ。Part 1を書いた後に発見したのです)、『勝手にシドバレット(1985-1995のロック、etc.)』というサイトの「シャーリー・バッシーの珍品CD」という記事が書かれたのが1996年だからです。
『Bassey Sings Bond』(もう1度おさらいしておくと今回のCDは『Shirley Bassey Sings Bond』ああ、ややこしい)は、上の引用には「1994年1月10日にTRING RecordsからBassey Sings Bondとしてリリースされました。」とあるので、その2つを考えれば、1994年1月11日〜1996年の間に出されたものであることは確かです。
その間最大3年弱、「ほとぼりが冷めた頃に出した」にしては短すぎるような気がします。

ちなみに発売元であるキープ株式会社には商品一覧のPDFが公開されてますが、その中にはこのCDはありませんでした。
また輸入元である蝶理株式会社は、ググるとヒットしますが、どうもCDの輸入などをやっている会社ではないようです。併記されている電話番号も現在はどこも使っていないようです。
ということで、このCDが何時頃どのような経緯で再発されることになったかは今の所不明です。

補足2
Part 1で、
ちなみに、
・『007 サンダーボール作戦』 (1965年)
・『007 慰めの報酬』 (2008年)
でも主題歌候補に上がっていたものの、落選したとのことです。

と書きましたが、その『007 サンダーボール作戦』の落選した幻の主題歌ですが、「Mr. Kiss Kiss Bang Bang」という曲で、驚くべきことにシャーリー・バッシーの他にディオンヌ・ワーウィックも歌っており、二人揃って落選したことになります。なんてもったいない...。まあ、その二人を蹴落として当選したのが、かのトム・ジョーンズですから、仕方のないところですね...。
ちなみにこの「Mr. Kiss Kiss Bang Bang」という曲ですが、007映画の30周年を記念して出された、『The Best Of James Bond 30th Anniversary』という2枚組のCDの2枚目に、シャーリー・バッシー版、ディオンヌ・ワーウィック版ともに収録されています。シャーリー・バッシー版はYouTubeにもありましたので貼っておきます。

削除済みならごめんなさい。

補足3
『007は二度死ぬ』のテーマ曲「You Only Live Twice」は、このCDでも歌われています。結果的にはシャーリー・バッシー側が裁判を起こしてCDの発売差し止めに至る訳ですが、そのまま葬り去るには惜しい、と思ったのでしょうか、バックの演奏は新しい(まともな)ものに差し替え、ヴォーカルのみこのCDに収録されたものを使って、リメイクされています。
収録されているのは、『Get the Party Started』(2007)というアルバムで、このアルバムは、シャーリー・バッシーの過去の曲のセルフ・カヴァー的なものなので、ここで出し直そう、と思ったのかも知れません。
これもYouTubeにありましたので貼っておきます。

削除済みならごめんなさい。

                         了

●迷盤奇盤珍盤 第1回 シャーリー・バッシー、大いにジェームス・ボンドを唄う Part.1

なかなか記事を書けないでいる弊社管理人です。ということで、また新たなシリーズものの記事を考えました。過去に『私的ブルースマン列伝』とか『音楽四方山話』とか、シリーズ物を書いては途中で挫折しているというのに一向に懲りないやつです>自分。
新たなシリーズ記事の名は、『迷盤奇盤珍盤』。まあ、割とありふれた名前ですが、ググってみたところ、よく似た名前のブログやらラジオ番組のコーナー名(山下達郎の「珍盤奇盤特集」とかですね)はあったものの、完全に一致なものはなかったのでこれで行きます。
その前に管理人にはアナログ盤を再生する環境がありません。したがって、これまでと同じく対象はCDのみとなります。CDでは、アナログ盤に比べていわゆる迷盤奇盤珍盤の類はあまり出てないので、この企画も途中で行き倒れる可能性濃厚ですが...。
ちなみに「珍盤」とは、一般的には「滅多にない盤」というようなものを指しますが、今回の「珍盤」の「珍」は、ネガティヴなほうの「珍」、即ち「おかしな」とか「へんてこな」という意味の「珍」です(ファミコンソフト『ご存知弥次喜多珍道中』の「珍」ですね)。
さて、何回続くことやら...。

ということで、記念すべき第1回に取り上げる盤は、
『シャーリー・バッシー 映画007テーマ曲集/Shirley Bassey Sings Bond』(輸入元:蝶理株式会社 発売元:キープ株式会社/Tring International KA-011)
です!
ちなみにこの盤は、輸入盤にオビだけつけて国内流通させたいわゆる「国内盤仕様輸入盤」というやつです。「/」の前の部分は国内盤の、後の部分はもともとの輸入盤の情報を表します(以下同様)。
「シャーリー・バッシー」と言えば、007映画即ちジェームズ・ボンドが活躍するスパイ映画のタイトル曲を複数曲歌った唯一の歌手です。ちなみにどれだけ歌ったかと言うと、
・『007 ゴールドフィンガー』/ Goldfinger (1964年)
・『007 ダイヤモンドは永遠に』/ Diamonds Are Forever (1971年)
・『007 ムーンレイカー』/ Moonraker (1979年)
の3曲です。
ちなみに、
・『007 サンダーボール作戦』 (1965年)
・『007 慰めの報酬』 (2008年)
でも主題歌候補に上がっていたものの、落選したとのことです。(以上ウィキペディア日本版での記述に基づいています)。

そんな007映画(の主題歌)とは縁の深い彼女のことですから、「シャーリー・バッシーに007映画のテーマ曲を全部歌わせてみよう」という企画が持ち上がっても不思議ではありません。今回取り上げたこの盤も、そういう企画盤だと思います。とりあえず、どんなCDかと言いますと、
シャーリー・バッシー・シングス・ボンド01. 美しき獲物たち/View To A Kill
02. 私を愛したスパイ/Nobody Does It Better
03. ロシアより愛をこめて・007危機一髪/From Russia With Love
04. 愛はすべてを超えて(女王陛下の007)/We Have The Time In The World
05. 007は二度死ぬ/You Only Live Twice
06. ダイアモンドは永遠に/Diamonds Are Forever
07. 死ぬのは奴らだ/Live And Let Die
08. ムーンレイカー/Moonraker
09. ユア・アイズ・オンリー/For Your Eyes Only
10. オール・タイム・ハイ(オクトパシー)/All Time High
11. サンダーボール大作戦/Thunderball
12. ゴールドフィンガー/Goldfinger
どうでしょうか?なんだか趣味の悪いジャケ写ですねえ。金庫の扉を背景に、積み上げられた金塊の上に横たわるシャーリー・バッシー。いかにもチープな怪しさ感満載という感じです。

それでは実際に中身を聴いてみる...前に007映画におけるテーマ曲と今回CDの関係がどうなっているか、このCDが制作された(と思われる)1987年までの作品を表にまとめてみましょう。(ちなみになぜ1987年かというのはPart 2で出てきます)
映画タイトル
(公開年)
曲 名オリジナル歌手※1
007 ドクター・ノオ
(1962)
ジェームズ・ボンドのテーマ
"James Bond Theme"
インストゥルメンタル 
007 ロシアより愛を込めて
(1963)
ロシアより愛をこめて
"From Russia With Love"
マット・モンロー3※2
007 ゴールドフィンガー
(1964)
ゴールドフィンガー
"Goldfinger"
シャーリー・バッシー12 
007 サンダーボール作戦
(1965)
サンダーボール
"Thunderball"
トム・ジョーンズ11 
007は二度死ぬ
(1967)
007は二度死ぬ
"You Only Live Twice"
ナンシー・シナトラ5 
女王陛下の007
(1969)
愛はすべてを超えて
"We Have All the Time in the World"
ルイ・アームストロング4※3
007 ダイヤモンドは永遠に
(1971)
ダイアモンドは永遠に
"Diamonds are Forever"
シャーリー・バッシー6 
007 死ぬのは奴らだ
(1973)
007 死ぬのは奴らだ
"Live and Let Die"
ポール・マッカートニー&ウイングス7 
007 黄金銃を持つ男
(1974)
黄金銃を持つ男
"The Man With the Golden Gun"
ルル 
007 私を愛したスパイ
(1977)
私を愛したスパイ
"Nobody Does It Better"
カーリー・サイモン2 
007 ムーンレイカー
(1979)
ムーンレイカー
"Moonraker"
シャーリー・バッシー8 
007 ユア・アイズ・オンリー
(1981)
ユア・アイズ・オンリー
"For Your Eyes Only"
シーナ・イーストン9 
007 オクトパシー
(1983)
オール・タイム・ハイ
"All Time High"
リタ・クーリッジ10 
007 美しき獲物たち
(1985)
美しき獲物たち
"A View to a Kill"
サイモン・ル・ボン(デュラン・デュラン)1 
007 リビング・デイライツ
(1987)
リビング・デイライツ
"The Living Daylights"
a-ha 
※1...インストゥルメンタルおよび取り上げられていないもの→ー
   取り上げられたもの→CDのトラック番号
※2...オープニング・テーマではなくエンディング・テーマ曲
※3...オープニング・テーマではなく挿入曲

ではいよいよ実際の曲を聴いてみた感想を...と行きたいところですが、長くなったのでそれはまた次回ということで...。

                         つづく
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日々鬱病と未聴CDと戦いながらCD買い物依存症から抜け出せない、そんな奴です。

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