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3/28に読み終わった本

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絲山秋子の筆は、いつもながら容赦ない。読むものは喧嘩を売られたような気分になることを覚悟しなければならない。でも面白い。


薄っぺらい本とはいえ、2日で読了のハイペース。

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3/22に読み終わった本

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乾石智子『闇の虹水晶』(創元推理文庫)。やっぱ乾石智子はすげーわ。久しぶりに後半は一気に読了。

2/25に読み終えた本





今日の消化本(5/9)

奥泉光『モーダルな事象 桑潟幸一助教授のスタイリッシュな生活』(文春文庫)

★★★★
奥泉光の、2005年に発表されたミステリ「風」長編小説。「桑潟幸一助教授のスタイリッシュな生活」というサブタイトルからすると、頭脳明晰、容姿端麗な若き助教授が颯爽と登場して、難事件怪事件を快刀乱麻のごとく解き明かす、というような内容を連想しがちだが、そういう小説ではない。
物語は、桑潟幸一、通称桑幸が登場するパートと、もうひとつ、ジャズシンガー兼フリーライターの北川アキとその元夫の諸橋倫敦による「元夫婦刑事(もとめおとでか)を中心としたパートの二つに別れ、その二つが並行して進むのだが、桑幸パートは夢とも現実ともつかない描写が多く、幻想的なものであり、およそミステリとは言いかねる。
もう一方の、元夫婦刑事コンビによるパートは、かなりミステリっぽく、二人が謎を解き明かしてゆく的なものである。本作の探偵役はこの二人であり、桑幸は狂言回し的な役割りだと言っていいだろう。
『鳥類学者のファンタジア』、『新・地底旅行』と言った奥泉光の他の小説とも共通したターム、「宇宙オルガン」、「ロンギヌス物質」と言った要素が本作にも登場し、それらの作は設定を共有する一連の作品となっている(ちなみに『鳥類学者のファンタジア』の主人公、フォギィこと池永希梨子も脇役として登場する)。
ただ、本作は、そういった作と同じ範疇に属する性質を持つ一方で、ミステリとしても読めるものになっており、作中で何度か起こる殺人事件についても、ちゃんと犯人明かしや動機といった内容も説明付けられ、中途半端なまま放り出されたような感はない。ミステリ好きの人が読んでも納得できる出来だと言っていいだろう。

今日の消化本(5/1)

西尾維新『化物語』(上)(下)(講談社BOX)




★★★★
西尾維新による連作短編集『化物語』の上巻と下巻。いわゆる「ライトノヴェル」という奴になるのか?その手のものは殆ど読まないのであまり明るくないのだが。
で、読んでみての感想は、すごく読みやすい。改行だらけでスカスカということもなく活字はそれなりにみっしり詰まっているし、文章も地の文はまあ平易だが会話の部分はけっこうウィットに富んでいて読み手に優しいとは言い難い。それなのにするすると読めてしまうのは、ライトノヴェルだからなのか。
それでもって、読後感はさっぱりしている。後に何も残らないと言っては言い過ぎだけれど、それに近い面はある。これもライトノヴェルだからなのか。
とりあえず面白かったのは確か。続編というか姉妹編も出ているようなのでそっちも読んでみよう。
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Author:freeflow
日々鬱病と未聴CDと戦いながらCD買い物依存症から抜け出せない、そんな奴です。

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