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■▲結末の判っているサスペンス<span style="font-size:smaller">〜『日本のいちばん長い日』を読んで観て〜</span>▲■

『日本のいちばん長い日』というドキュメントおよびその映画化作品については、だいぶん昔からその存在は知っていた。今回その両方共読む・観ることになった訳だが、どうやってそこへたどり着いたかをまず振り返ってみたい。
  1. 映画『この世界の片隅に』からの道 − 2016年11月に公開されて以来、未だに上映され続けている超ロングラン、興行成績20億を超える大ヒットとなったアニメ映画、私も観に行って感動し、今のところ2回観に行ったが(後1回くらいは観たい)、それで「戦争」というものについて深く考えさせられる事があり(この辺についてはいずれ別記事で詳しく)、戦争についてのノンフィクションなどに対する関心が高まった。

  2. 映画『シン・ゴジラ』からの道 − 庵野秀明脚本・総監督の特撮映画『シン・ゴジラ』は私も観に行って感動し、最終的には3回観に行ったが、そのあたりで、ネット・雑誌などにより、庵野監督が岡本喜八監督映画からの影響を多大に受けていること、特に『シン・ゴジラ』前半の延々と続く会議シーンは、同監督の『日本のいちばん長い日』の影響であるというのを読んで、映画版『日本のいちばん長い日』に対する関心が高まった。

  3. たまたま、地元のブックオフで半藤一利著『日本のいちばん長い日 決定版』(文春文庫)(注1)を108円(税込)で売っているのを見つけて購入・読了した。

  4. その原作の方は非常に面白かったので、これは映画版も観なければということで、さっそくレンタルで借りてきて観た(注2)
そんな感じで、まずは原作であるドキュメント小説『日本のいちばん長い日』を先に読んだ訳だが、読む前には、なんとなく小難しい本ではないか?という思い込みもあったのだが、読んでみると、そんなことは全然なく、下手な小説より読みやすいものだった。
タイトル通り、1945年8月14日正午、ポツダム宣言受諾〜翌8月15日正午、玉音放送までの24時間の出来事を書いたものである。従って、結末がどうなるのか、玉音放送は無事放送されるのか?という最終的な結末は判っている訳だが、それでもあたかもサスペンス小説のようにハラハラ・ドキドキさせられ、後半の1/3くらいは一気に読んでしまった程だ。
その理由として、まず筆者の筆はどちらかと言うと淡々としていて、そこはドキュメントらしく、エンターテイメント面を気にした変な盛り上げやら強調はないのだが、それゆえにかえって読みやすく、没頭できることや、登場人物は結構多いのだが、それぞれのキャラクターや性格がきちんと書き分けされ、いわば「キャラが立ってる」状態であることなどが挙げられるが、何よりも、ポツダム宣言受諾も、玉音放送も、スムーズに行われた訳でなく、そこに至るまでには様々な波乱があったことが次々と明らかにされてくることだ。

次に映画の方だが、これは2時間37分という、かなり長尺の映画だが、それでも24時間の出来事を全て入れるのは不可能であるので、原作と比べると、カットされている部分はかなりある。しかし、やはり映像の力というのは凄いもので、原作では淡々と終わってしまった部分も、映画で見ると凄い迫力がある(これ以上書くとネタバレになるので詳細は割愛)。
何しろ、出演者の顔触れが凄い。どうすごいかは、wikipediaでも見ていただくとして、個人的に印象に残ったのは、主役級の阿南陸相役の三船敏郎を筆頭に、飄々とした好々爺のようでいて、実は曲者の鈴木総理役の笠智衆と、常に目玉をひん剥いている、畑中少佐役の黒沢年男のテンションMAXの演技と、もう完全に狂ってるとしか思えない、佐々木大尉役の天本英世の怪演ぐらいだろうか。
更に、24時間の出来事と言っても、一箇所で発生してる訳ではない。内閣、宮内庁、御文庫(注3)、陸海軍など色んな場所で、色んな出来事が並行して起こっている訳で、映画ではそれらをカットバックして次々と写していくのだが、その振り分けが非常に巧みで、そのために観るものが混乱することもなく、話の流れが非常にスムーズになっている。

そんな訳で、『日本のいちばん長い日』に関しては、これはもう原作・映画、両方を読んで観てもらいたいと思う。ただ、原作を先に読むのか、それとも映画をまず観て、とするのか、どちらにするかは非常に悩むところではある。

(注1)1965年の初発時には、大宅壮一 編『日本のいちばん長い日 運命の八月十五日』(文藝春秋新社)として刊行。しかし実質的な著者は半藤一利氏だったため、1995年に、半藤一利『日本のいちばん長い日 運命の八月十五日 決定版』(文藝春秋社)として、再刊された。今回入手したのは、2006年に、半藤一利『日本のいちばん長い日 決定版』(文春文庫)として文庫化されたもの。
(注2)『日本のいちばん長い日』の映画は1967年、岡本喜八監督により東宝で映画化されたものと、2015年、原田眞人監督により松竹で映画化されたものとがあるが、今回観たのは、1967年の岡本喜八版。2015年の原田眞人版は未見。
(注3)宮城内における天皇の住居。空襲に備えて、頑丈な建物である御文庫を居とされていた。


                                      了
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気になるCM曲

最近気になるCM曲が2つある。
その1は、キリンファイア挽きたて工房のCM(反町隆史が出ているヤツ)の背後で流れている、楽しい感じのする男性コーラス曲だ。
ちょっと聴くと、モンティ・パイソンの「Sit On My Face」(そう言えばこれもCMに使われてましたな)のようであるが、歌詞が異なる。
そこで、キリンビバレッジのCM情報のページを見てみると、幸い曲名と作曲者名が掲載されていた。Harry Parr Davisという人の作った「Sing as we go」という曲らしい。
そこで、"Harry Parr Davis"でググってみると、件のキリンCM曲について触れたサイトがいくつかあって、Gracie Fieldsという人が歌った曲であることが判明。"Gracie Fields"でもググってみると、このあたりの経由を説明したサイトをいくつか発見。その中でまとまっているtempo rubato ~鎌倉散歩~ : 気になるCMを参考にまとめてみると、
  1. CMに使われた曲の原曲はGracie Fieldsの「Sing as we go」である。

  2. 一方モンティ・パイソンの「Sit On My Face」もやはりGracie Fieldsの「Sing as we go」が原曲である。ただし歌詞は全く異なり(いわゆる替え歌)、またアレンジも女性独唱から男声合唱へと変えられている。

  3. CMで使われた曲は、アレンジはほぼモンティ・パイソン版のままで、歌詞を原曲の「Sing as we go」に戻したものである。
と言うことになる。
ちなみにGracie Fieldsは英国の女優兼歌手で、戦前〜戦後にかけてミュージカル映画などで活躍した人であり、この「Sing as we go」も同タイトルのミュージカルの主題曲らしい。
ということで、"Gracie Fields"でHMVで検索すると結構CDが出ているようなので、その中で「Sing as we go」が収録されていて、比較的廃盤になっていなさそうなこれを注文してみた。Vol.1とあるとおり、続編が出ているので、面白かったら続編も注文しようという心づもりである。

さて、もう1つの曲であるが、これは典型的な一度聴いたら頭の中でぐるぐると無限再生されるというタイプの曲で、歌詞は「♪ハムソーセージおいしそう〜。ハムソーセージ食べたいな〜。」というものだ。これも歌詞でぐぐってみると、ニッポンハムのCM曲で、ハムリンズというグループ?が歌っているものであることが判明した。
で、ハムリンズの公式サイトというのが出来ていて、CMの試聴なども出来るのだが、このページによるとハムリンズは4人の構成員から成り、それぞれの名前は「ハミュ」、「ソーセジータ」、「ベーコロン」、「ヤキベータ」という、いささか強引というか無理のあるネーミングになっている。もっとも同じページのハムリンズ資料館を見ると、出身がHAM86星雲のハムソー星だとか、結構細かいキャラ設定がなされているようだ。
この手のCMソングは「おさかな天国」みたいにブレイクしてCD化されたりするが、この曲もそうなるのかなあ。

あと、会社自体は好きではないがCM曲のセンスはいいなあ、と思うのはソフトバンク・モバイル。プロコフィエフの「ロミオとジュリエット組曲第2番」を使ったり、キャメロン・ディアスの出ているCMにバリー・マニロウの「コパ・カバーナ」を使ったり。まさか今世に「コパ・カバーナ」をこんなに頻繁に耳にするとは思っていなかったよ。

DVDレコーダを買いました その2

さて、午前中の記事でDVDレコーダの購入報告をしましたが、その後LANケーブルを買ってネット接続できるようになったので、そのあたりを書いてみます。
うちの場合、ADSLモデムからルータをかまして接続しているので、必要なのはRD-XS38の本体IDとパスワード、グループIDとパスワードを設定し、IPアドレスをDHCPサーバから取得するようにするだけ。これでインターネットから番組表をダウンロード可能になります。
それでもってパソコンとの接続ですが、Macの場合、OSX10.3以上が必要で、ブラウザはSafariに限られます。RD-XS38との接続方法は、設定画面でIPアドレスを確認し、"http://xxx.x.x.x(←RD-XS38のIPアドレス)"へアクセスすればメニュー画面が出てきます。
で、録画予約、使用状況確認など一通りのことはパソコンから可能。もうね、これに慣れるとまだるっこしい本体側での録画予約なんかできませんよ。キーワードとかの日本語入力もパソコンだから簡単だし。やはりDVDレコーダはパソコンとつながる機種がお薦め。
あとは、おすすめサービスというのがあって、自分の録画予約した内容に基づいておすすめ番組を推薦してくれたり(買ったばかりだからか、まだ何も出てこなかった)、全国のユーザの録画予約ランキングを見て「うわ、エウレカ4位かよつえー!」などと思いながら見れるわけです。これは思ったより面白い。
逆に使えない機能もあって、ネットdeモニターという、RD-XS38で放送/再生している内容をパソコン上で見れる、というものなのですが、画質がちょっと…。時々画像がぎくしゃくするし、妙にタイムラグがあるし。で、これはさすがに使い物になりませんでした。
さて、DVD-Rのメディアも10枚ばかり買ってきたので、明日はVHSテープのDVD-R化に挑戦する予定。

DVDレコーダを買いました

唐突ですが、DVDレコーダを買いました。最近、TV番組をほとんど見ない奴になっていて、そんな状況で買う価値があるのか?とも思いましたが、逆に気になる番組を手軽に録画しておいていつでも見れるようにすれば見るんじゃないかと。そんな風に考えた訳です。

で、買ったのは東芝のRD-XS38という機種。東芝のDVDレコーダのラインナップとしてはデジタルチューナー搭載機と非搭載機、かんたん操作を売りにした入門機の3ラインありますが、デジタルチューナー非搭載機のエントリーモデルに該当する機種です。
DVDレコーダに関しては、事前知識が全くという程なかったので、適当にパンフ集めたり、ネットで調べたりした訳ですが、とりあえず選ぶ基準としては、
  • 一つめは、キーワードを入力しておくと、該当する番組をサーチして勝手に録画してくれる機能があること。ひょっとするとどこのメーカのにもそんな機能ぐらいあるのかも知れませんが、見たところそれをうたっているのはSONYと東芝くらいでした。SONYに関しては例のrootkit問題やらなにやらで今買いたくない気分なので最初から除外、で東芝しか残らなかったわけです

  • 二つめは、チューナ/エンコーダが二つ搭載されていて、いわゆるW録画ができること。やっぱり録りたい番組が二つ重なって一方録れない、というのはくやしいので

  • 三つめは、このクラスの機種としては珍しくLAN端子がついていて、パソコンと接続できること。インターネット上の番組表を利用できるほか、DVDレコーダ本体の操作を、パソコン上で行うことができます。キーワード入力や、タイトル編集など文字を入力するときに便利。最後にあまり意味はないような気もするけど、DVDレコーダ上のムービーをパソコンで見ることができます。

金曜日の夜に家に届いて、それからあれこれいじってみたわけですが、機能が多い!多いけど、ちょっと使いにくい(;´Д`)。
特にリモコンが、やたらとボタンが多くて判りにくい上に半月形の独特の形状をしていて持ちにくい。さらにボタンを押した時のレスポンスがあまり良くない。と悪いことずくめ。せめてレスポンスの問題だけでも、ファームウェアのアップデイトでなんとかならんもんか。
一番面白そうなパソコンとの接続機能については、LANケーブルの手持ちがなかったのでまだ試してません。これからケーブル買いに行ってきまーす。

社長秘書再び!

社長秘書、と言えば今年7月にFNS系列で放送された「FNS全国一斉期末テスト」に出演していたテレビ熊本社長秘書の松井耀子さん。そのとても素人とは思えない立ちまくりのキャラに話題騒然でしたが、今日放送された「めちゃイケ 中居ナイナイ日本一周打ち上げの旅第6弾」の熊本篇にて予想通り登場!
相変わらずほとんど喋らないのですが、今回は前回の切れキャラとうってかわってノリノリのキャラ。腕章の「美人秘書」を強調したり、華麗なステップを披露したり(あのダンスのキレはただ者ではない)、引き出しの広さというか奥の深さを痛感させてくれました。しかしこの人本当に素人なんだろうか?謎の多い人です。
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Author:freeflow
日々鬱病と未聴CDと戦いながらCD買い物依存症から抜け出せない、そんな奴です。

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